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土木技術者が読んでおきたい書籍 ~委員によるビブリオバトル~ vol.5

土木技術者の皆さん、こんにちは!土木学会 教育小委員会の畑です。

土木技術者として読んでおきたい本を紹介します。ビブリオバトル、第5回目はこの本です!!

「図解でわかるカーボンニュートラル」
~脱炭素を実現するクリーンエネルギーシステム~

カーボンニュートラルとは何か? 水素・再生可能エネルギーを活用するなどCO2(二酸化炭素)の排出量を極限まで抑え,カーボンリサイクルで排出されるCO2を循環させるなど,排出量を実質ゼロにするクリーンエネルギーシステムです。
世界が水素や再生可能エネルギーなどのグリーンエネルギーに舵を切る中,遅れをとっている現在の日本のエネルギー動向を踏まえ,カーボンニュートラルを実現するために必要な技術,これから具体的に何をしなければならないのかがわかりやすく解説されています。

この本について土木学会 教育小委員会の井川委員のコメントです。

最近、カーボンニュートラルや再生可能エネルギーについて、見聞きする機会が増えていませんか?
私は聞いたことはあるけど、正直よくわからない、部分的にしかわからないと思っていました。
この書籍では、2050年カーボンニュートラルを目標とした背景から世界的な取り組み、日本の取り組みについて、わかりやすく説明されています。また、日本における現在のエネルギーに関する多くの情報も記載されていて、非常に興味深い内容でした。
最近よく聞く再生可能エネルギーについても種類や特徴だけでなく、コストや規模などについても説明されていて理解が深まりました。
カーボンニュートラルの目標を達成するための中間目標、必要な技術などについても説明されていて、社会、産業が大きく変化していく、変わる必要があると思いました。
土木分野でもカーボンニュートラルに関する取り組みは多くあると思います。今後、必要な知識になってくると思います。
この書籍では、カーボンニュートラルに関する非常に多くの情報がわかりやすくまとめられています。カーボンニュートラルについて興味がある方にオススメする1冊です。また、電子書籍もありますので、様々な端末で読むことが可能です。
この本を読む前はよくわからないと思っていたことも、この本を読み終えて多くのことを学ぶことができました。今後も様々なことについて学んでいきたいと思います。

とのことです。ありがとうございました!

近年、土木工事の総合評価技術提案方式の発注案件において、提案課題へのカーボンニュートラル採用が散見されます。

公告になってから慌てて勉強するよりもあらかじめ準備をしておくことも大切かもしれません。
皆さん、ぜひ、一読をお願いします。



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