【再掲の背景と目次】社会と土木の100年ビジョン-あらゆる境界をひらき、持続可能な社会の礎を築く-
土木学会では、創立100年を迎えた2014(平成26)年に、100周年記念事業の一つとして、それまでの100年にわたる土木学会の歴史を振り返り、そこからの100年を見通したビジョンを「社会と土木の100年ビジョン-あらゆる境界をひらき、持続可能な社会の礎を築く-」としてとりまとめ、公表しました。
公表から時間が経ちますが、気候変動やデジタル社会の進展、そしていまだ収まらぬCovid-19災禍など、わたしたちの暮らしを取り巻く社会環境が大きく変わったなか、あらためて本ビジョンから、未来への想像力を高めるため、note上に再掲することにいたしました。土木技術者の方々にとどまらず、他分野の技術者の方々や一般の方々にもご覧頂き、「持続可能な社会の礎」を築くことを一緒に考えていただければと思います。
noteでは分割して記事を掲載してまいります。本記事は再掲載の趣旨と目次のみを記載しております。全体版は弊会ホームページにPDFで掲載しております。
また「社会と土木の100年ビジョン」から土木の人としてあるべき理念を中心に抜き出し、改めて過去100年を振り返り、これからの長い未来を展望し、土木が人々と共にあって働く様々な組織や人間として、如何にあるべきかを宣言した「土木学会創立100周年宣言」を、解説とともにnote記事で公開しております。あわせてご覧ください。
まえがき
第 1 章 「社会と土木の 100 年ビジョン」の位置づけ
1.1 「100 周年事業」と「社会と土木の 100 年ビジョン」
1.2 「社会と土木の 100 年ビジョン」策定の目的
1.3 「社会と土木の 100 年ビジョン」の性格および対象年次
1.4 「社会と土木の 100 年ビジョン」の構成
第 2 章 土木の 100 年を振り返る
2.1 明治時代(1868~1912 年) 欧米技術の導入と自主独立への道
2.2 大正時代(1912~1926 年) 土木学会の設立と日本近代土木の自立
2.3 昭和初期(1926~1945 年) 技術の錬磨と戦争下の土木
2.4 戦後復興期(1945~1955 年) 国土復興を支えた土木
2.5 高度成長期(1955~1973 年) 高度経済成長を支えた土木
2.6 安定成長期(1973~1991 年) 多極分散型国土と美しい国土形成を支えた土木
2.7 ポスト成長期(1991~2013 年) 世紀の転換期に新たな役割、価値を模索し 育てる土木
2.8 社会インフラの役割
第 3 章 目標とする社会像~未来に対する土木からの提案
3.1 未 来 予 想
3.2 目標とする社会像
3.3 持続可能な社会の実現に向け土木が取り組む方向性
第 4 章 目標とする社会像の実現化方策
4.1 社 会 安 全
4.2 環 境
4.3 交 通
4.4 エネルギー
4.5 水供給・水処理
4.6 景 観
4.7 情 報
4.8 食 糧
4.9 国土利用・保全
4.10 まちづくり
4.11 国 際
4.12 技術者教育
4.13 制 度
4.14 総 括
第 5 章 次の 100 年に向けた土木技術者の役割
5.1 100 年後も変わらない土木技術者の役割
5.2 土木学会で現在までに議論されてきた土木技術者の役割
第 6 章 土木学会の役割
6.1 学術・技術の進歩への貢献
6.2 社会・人類の発展への貢献
6.3 技術者の育成、資質向上
6.4 学会の役割を果たすための活動と運営の姿
資料編 参考文献リスト
資料編 後注リスト
参考資料 土木の 100 年を振り返る
委員会構成
百周年記念行事関連
百周年記念祝賀会で宣言を発表した際の磯部会長講演の全文を以下リンクでご覧いただけます。
その他、百周年関連事業の内容は以下リンクのアーカイブでご覧いただけます。