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土木と建築の協調 土木学会誌2024年10月号特集

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。
2024年10月号特集タイトルは 「土木と建築の協調」。
土木学会と日本建築学会は、2021年11月に連携に関する覚書を締結しています。今回の土木学会誌は、将来、わが国における社会基盤の社会的価値を高めるためにも、土木と建築における認識の差異や協調の実態を知るとともに、既存領域でのさらなる協調や、新たな領域での協調の可能性についてヒントを掴んでもらえるよう、特集が企画されました。

以下、特集目次をご案内します。

本特集が、土木と建築のさらなる協調の弾みになりましたら。



土木学会誌2024年10月号表紙(表紙写真:山崎エリナ)

土木と建築の協調 目次

土木と建築には、それぞれの定義があり、関係者が認める領域がある。 これからの日本のインフラの社会的価値を高めていくために、既存領域や連携領域でのさらなる連携の可能性について、読者の皆様にヒントを得ていただければと思い、本特集を企画しました。

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Civil engineers and architecture have their own definitions and areas that are recognized by the people involved. In order to increase the social value of infrastructure in Japan for the future, we have planned this special feature in the hope that readers will get some hints about the possibility of further cooperation in existing areas and collaboration areas. 

ABSTRACT -JSCE Magazine Vol.109 No.10 October 2024

インタビュー|土木学会と土木と建築の「交流のインフラ」に

語り手|佐々木 葉(早稲田大学理工学術院教授、第112代土木学会会長)
聞き手|海﨑 真穂(土木学会誌学生編集委員)

座談会|人の垣根を越えた空間づくり-現場からのメッセージ-

座談会メンバー|伊藤 伸行((株)大林組 東京支店 土木事業部 工事部長)/川口 暢子(愛知工業大学 工学部 社会基盤学科 准教授、土木学会誌編集委員)/栗林 宏至((株)長大 まちづくり事業部 建築設計1部 設計グループ 課長補佐)/羽鳥 達也((株)日建設計 設計グループ 設計部長)
司会|茂木 哲一(土木学会誌編集委員)

土木学会・日本建築学会連携タスクフォース

中村 光(土木学会・日本建築学会連携タスクフォース 幹事)

土木と建築が連携した新しい耐複合災害への取り組み

久田 嘉章(工学院大学 建築学部まちづくり学科 教授)

対談|インフラDXで協調を加速する

語り手|石田 航星(早稲田大学 創生理工学部・研究科 准教授)/柳川 正和(清水建設(株)土木企画室 デジタル戦略推進部 主査)
聞き手|川口 暢子(土木学会誌編集委員)

インタビュー|土木と建築を融合した新・長崎駅プロジェクト

語り手|新堀 大祐((株)設計領域 代表取締役)
聞き手|河野 健(土木学会誌編集委員)

図式を描くこと

渡邉 竜一((株)ネイ&パートナーズジャパン 代表取締役)

人新世、新たな地勢を共創すること

韓 亜由美(STUDIO HAN DESIGN(株)主宰、アーバにスト、デザインディレクター)

水辺デザインにおける土木と建築の協調

志村 秀明(芝浦工業大学 建築学部 教授)

インタビュー|-未来の土木、未来の建築-互いをリスペクトし、「テクノロジー」を土木と建築の共通言語に

語り手|田中 茂義(第111代 土木学会会長)
聞き手|茂木 哲一(土木学会誌編集委員)

特集を通じて感じた土木と建築の協調の可能性


論説・オピニオン

土木学会誌では毎号、土木技術者はもとより多彩な方々の見解・見識を『論説・オピニオン』として掲載しています。
『論説・オピニオン』では、土木に関わる多様な考え・判断を紹介し、議論を重ねる契機とすることを目的に、社会に対する土木技術者の責務として、社会基盤整備のあり方・重要性、国際社会における我が国の貢献、地球環境・地域環境保全に対する土木技術者の役割、公共事業をめぐる社会問題など土木を取り巻く広範な問題をタイムリーに取り上げています。
2024年10月号掲載の論説・オピニオンは土木学会noteでも公開しています。

読みたくなる本が見つかる100冊

2023、2024年の2ヵ年にかけて紹介してきた編集委員会のオススメ本。
本号で100冊の紹介を終えました。
紹介されたタイトルは以下のnoteでまとめています。編集委員のオススメコメントは土木学会誌でご確認ください。(※土木学会誌のWEBでの閲覧は会員限定です

土木学会誌からのご案内

アンケートへのご協力をお願いします

学会誌編集委員会では、特集・連載などのアイディアや誌面の改善事項を引き出すとともに、委員のモチベーションアップにつなげることを目的に、毎号アンケートを実施しております。
土木学会誌をお読みになりましたら、ぜひご回答くださいますようお願い申し上げます。

投稿のご案内

土木学会誌編集委員会では、土木学会誌に掲載する記事の原稿を募集しています。投稿要綱はこちらです。

土木学会誌は一般の方でもご購入いただけます

土木学会誌は会員向けの機関誌ではありますが、一般の方でも入手可能です。丸善出版さまで取扱っていただいております。全国の書店へ流通が可能となっておりますので、最寄りの書店様までご注文・お問い合わせください。なお部数には限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。

発行後50年経過した学会誌は無料でご覧頂けます

発行後50年が経過した土木学会誌は、土木図書館のデジタルアーカイブスで公開しております。どなたでも無料でご覧頂けますので、ぜひご覧ください。

土木学会誌関連SNS

土木学会誌関連の情報は、ホームページだけでなく各種SNSでも発信しています。こちらもぜひフォローください。

土木学会からのご案内

入会すれば全ての学会誌が

発行後50年未満の土木学会誌は、土木学会個人正会員(学生会員含む)の方であればWEB上ですべてご覧頂けます。
「学会」というと大学の先生や専門の研究者の集まりのように思われがちですが、土木学会は専門家に限らず、土木工学や土木事業に関心がある方であればどなたでも入会可能です。この機会にぜひ入会をご検討ください。

土木学会は、技術・学術・文化・人の融合の場です

公益社団法人として、社会に寄与する技術、学術、文化、人の四輪が融合する場、それが「土木学会」です。現在、学生会員を含めた土木学会個人会員数は約39,000人。土木学会を通じ、さまざまな分野で活躍している会員と交流することができます。
土木学会では、土木の実務や研究に携わる方だけでなく、老若男女・洋の東西を問わず、土木に関心をお持ちのすべての方々の参加をお待ちしております。

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個人会員の方、あるいは勤務先が法人会員で職場に学会誌が置いてあるという方、たまたま図書館で見かけたという方、土木学会をお読みになった感想をぜひnoteに投稿ください。土木学会公式noteで運営する「土木学会誌マガジン」に追加させていただきます。投稿の際には「#土木学会誌」「#土木学会誌感想文」のタグをつけていただければ幸いです。



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公益社団法人土木学会【公式note】
国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/