ポケドボAndroid版ができました
土木学会若手会員パワーアップ小委員会です。
この委員会は、土木学会100周年記念事業「若手土木技術者の交流サロン」の継続事業として、2015年に設置されました。産官学それぞれから20代~30代の若手技術者が所属し、活動を通じて委員会メンバーの交流と能力向上を図る一方、若手の視点で土木の魅力を世間に伝え、土木業界の発展を目指して活発に活動しています。
わたしたちは、遊びを通じ子どもたちに防災・減災の考え方や土木の大切さが伝わるよう、インフラと災害の関連性、予防保全や事後復旧の必要性もルールに盛り込んだ「ポケドボ」というカードゲームを、2017年に企画・開発しました。このゲームは、戦略性のあるルールとなっていて大人でも十分に楽しめる内容になっています。
「ポケドボ」の名前は、「ポケットサイズ」の「ドボク」に関するカードゲームに由来しています。一般的なカードゲームでは相手と戦うことを目的としていますが、「ポケドボ」は相手とは戦わず、自分の「まち」を守ることを主眼に置いています。短時間で簡単にプレイでき、かつ楽しみながら土木のことを知ってもらえるようなルールとゲームの流れになっています。
そして、この「ポケドボ」をいつでもどこでも楽しめるよう、コンピュータ対戦を楽しむスマホ版として2019年9月にiPhone版をリリースしていましたが、このたび2021年3月10日にAndroid版アプリをリリースしました。以下のリンクからアプリを入手いただけます。
iPhone版はこちら。
※APP Store/GooglePlayストア上では、アプリ制作個人名での提供となっています。
コロナ流行前のことですが、宮崎県さまでは、土木の日にポケドボカードを使ったイベントを開催されていました。
このような自治体・団体での土木イベントはもちろん、GIGAスクール構想でのICTを活用した防災教育や、ご家庭で防災・減災について話し合うきっかけづくりなど、様々な場面でご活用ください。教育現場や各団体とのコラボも行っておりますので、ご興味頂けましたら若手パワーアップ小委員会まで、ご連絡ください。
カード版・アプリ版でこの「ポケドボ」を遊びながら、防災減災、地域のインフラについて、考えていただければと思います。
カード版の遊び方はこちらの動画でご覧いただけます。
国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/