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お洒落なカフェでの大失態。久々の帰国休暇で、後輩の前で恥ずかしい思いを!

年に一度のフィリピンからの帰国休暇は、休暇なので!!!!のんびりして遊びまくるのです。

これは、数年前の出来事

だいぶビサヤ語に馴染んできて、現地のレストランなんか行けば「え?そんなにビサヤ語話せるの!?」って店員さんに驚かれるくらい。

フィリピンのちょっと都会のお洒落なカフェやレストランでは、店員さんを呼び時は、少し気取って「Excuse me」なんて言っちゃいますが、
私の住んでいた田舎のレストラン(というか食堂?)では、基本店員を呼ぶ時は、口をとがらせてチューチュー音を鳴らすか、お決まりは「アイヨーーーーーーーーー」と叫びます。
これが、響いて呼びやすくていいんだ!

私は、めちゃくちゃアイヨーーーー使います

そんなこんなで、だいぶ馴染んだフィリピンの方田舎を離れ、大都会TOKYOに帰る時、私が一番心がけるのが日本人として周りに馴染む事。海外カブれとか思われたくないし、常識的に生きていきたい私にとっては、日本人として馴染む事は結構重要で。

TOKYOのお洒落なカフェなんかに行った日には、「店員さんに愛想よくしよう」とか「眉毛や口で合図しないようにしよう」とか「椅子に足乗っけないようにしよう」とか「あぐらかかないようにしよう」とか、一緒に行った後輩にもかっこ悪いとこ見せたくないし、めちゃくちゃ気を使います

「海外生活どうですか〜?」「モテますか〜?」「えー!英語以外も話せるんですかー!?」なんて後輩から聞かれちゃうし、絶対に失態できないよね。

さて、オーダーする内容が決まり、店員さんを呼ぶ時がきました。
失敗を避けるのであれば、後輩が店員を呼ぶのを待てばいいんだけど、こういう時せっかちで待てない私は、店員を呼ぼうと軽く手を挙げ合図を。しかし誰も、気づかない。

(フィリピンでこういうお洒落な場では、Excuse meとか言っちゃうけど、ここは日本。でも間違えてもアイヨーーーなんて言っちゃいけない。日本語で、丁寧に、上品に、日本語で、、、)
とドキドキしながら心の中で考えた挙句出てきたのが

「しつれいしまーーーす」

意外に声も大きく出てしまって、意外にも軽く挙げたはずの腕はピーンと上まで伸びていて、BGM控えめなお洒落なカフェで私の声が結構響き渡ってしまった。後輩と周りの人の、私を変人を見るような目線が突き刺さる。もう頭の中は真っ白!もう何も出てこない。

「(小声で)こういう時って、、、なんだっけ」
こっそり後輩に聞くと、丁寧に上品な声で、
「すいません、注文いいですか!?」
と、店員さんを呼び止めてくれた。

恥ずかしい、、、、。

トータル20年以上日本に住んでて、たかが数年海外にいただけで、しかも日本語だってよく使うし、「すいません」っていう掛け声なんて考えてば分かるし、TOKYOのちょっとお洒落なカフェでかっこつけたい後輩の前で大声で失態するなんて。とても凹みました。

こういう事、あるんだよ。

いや、ないよね。


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