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地獄の音階講座(音階と音程を同時に)


ジャズっぽいサウンドのために、音階は「ドレミファソラシド(ハ長調の場合)」までではなく、「ドレミファソラシドレミファソラ」の13度までと考えましょう。
♭13 とか、♯9とかコードで出てきますが、それをすぐに押さえられるようになるためにも、ぜひもう一度音階を学び直されることをおすすめします。

また、音楽理論を学ぶためには、まず「音程(interval 二つの音の距離、隔たり)」をきっちりと身につけることが最重要です。

画像にある、ハ長調の音階で音程を見ていきます。
ピアノの鍵盤を思い出してイメージしてくださいね。

まず最初の「ド」と「レ」の間には「ド・ド♯・レ」と半音が3つあるのでこれは長2度(M2と書きます。)。
その次の「レ」と「ミ」の間には「レ・レ♯・ミ」と半音が3つなので、こちらもM2です。
その次の「ミ」と「ファ」の間には「ミ・ファ」と半音が2つなので、これは短2度(m2と書きます。)です。
引き続いてM2かm2か確認してください。

このように2度、と言ってもM2とm2の2種類がありますね。
この違いがコードの響きにとっても大切になってきますので、しっかり身につけてください。

遠回りのようでも、音階や音程の基礎からきちんと身につけておけば、
どんなジャンルの音楽に出会っても自信を持ってアレンジや即興ができます。
ぜひ五線譜と鉛筆を用意して、弾きながら書いて、書いて弾いて学んでください。
音楽は感性だけではありません。数学、物理の要素もあります。最初は九九を覚える時のような忍耐強さが必要です。

ご質問などあれば嬉しいです。
ご覧いただいてありがとうございます。

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