35.「シンエヴァを家族で観に行きました!」の違和感
いや全然いいんですよ、好きに観に行けばいいんですけどね...笑
ここ1、2年で櫻坂の菅井キャプテンや日向坂の加藤史帆、乃木坂の賀喜ちゃんがラジオ等でエヴァ好きなんです!とおっしゃる機会がありました。
かとしなんて最近TVシリーズ観てるんですとか言って。
いや、アイドルがそんなこと言ってええんか!!!
ましてや、TVシリーズ観てますとか堂々と言っちゃってええんか!!!
回る回る〜よ時代は回る〜
26年も経てば旧シリーズ世代と新劇場版世代との間で印象が変わるのかもしれません。
本来エヴァってアングラなもので地上(ゴールデンタイムで紹介されたり、アイドルなどの精錬な世界)には出てきちゃダメなんじゃないのとかって思います。少なくともテレビシリーズの最後の方や旧劇を観たことある自分はそう感じます。
ミサトさんと加持さんのベッドシーンやら、思春期丸出しのシンジくんやら、滅多刺しに合うアスカやら...エヴァってここまでやっちゃった作品だよ?っていう笑
この前シン・エヴァのオールナイトニッポンを聴いていたとき、家族で観に行きました!というメールが読まれていました。これを聞いてますますエヴァって大衆向けのものに変わったんだな...と
旧劇公開時小6ぐらいだった少年が、最近ちょっと流行ってるらしいからエヴァ観に行きたいと言って母親と映画館に行き絶望を味わう...
そんなエピソードもありました。
そりゃあ見方も感じ方も人それぞれなのですが、あれだけヤバい作品だったエヴァンゲリオンが大衆に売れてる姿を見ると違和感を結構私は感じます。自分の中での旧劇の衝撃というか、「アニメってここまでやっちゃっていいんだ」という限界突破があるためなおさらなのかもしれません。
新劇にはない狂気さを感じたい方は、JOYSOUNDでぜひ魂のルフランを歌ってみてください。
観なきゃよかったと思いますので笑