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153. 背負い人 小林由依⑥

①今泉の決断


2018年7月7日
THE MUSIC DAY」にて「ガラスを割れ!」が披露される。
そしてこの披露から平手は再び表に姿を現した。

しかし今泉はその日出演しなかった。

その後7月18日にドラマ出演が発表される。
スケジュール都合により「欅共和国2018」も欠席することが発表された。

ドラマに向けて単独活動に専念し始めた矢先の
8月7日
欅坂46において初めての事が公式サイトから発表された。

7thシングル「アンビバレント」の活動を以って今泉卒業


8月13日のブログのタイトルに小林はこう書いた。

「変えられなかった運命はこの先もずっと背負っていかなくちゃいけない。でもこの先の運命は自分次第でいくらでも変えられる」


残って欲しいという気持ちを抱えていたが、本人からの意志を受け止めて送り出す気持ちに変わっていったのだろうか?
そういった変化を感じられるブログだった。

この今泉卒業によって一つ大きな責任感を感じ、小林背負い人になったのかもしれない。


②「ゆいちゃんず」よ永遠に


その後、2018年には志田小林と同い年の米谷の卒業。
2019年には選抜制度導入、9thシングルの延期
2020年には、平手の脱退、コロナ禍のスタート、卒業の連続
そして改名発表、LAST LIVEへ・・・といった流れになっていく。



2020年10月12日

欅坂46 THE LAST LIVE」1日目


小林由依は一人で「渋谷川」を歌った。

長い間歌われていなかった「ゆいちゃんず」の曲は、欅坂の幕を降ろすタイミングで再び披露された。
小林の中でも一つの区切りにしたかったのかもしれない。
そして今泉の思いを櫻坂でも忘れないようにという意味で最後に歌ったのかもしれない。


欅坂とのお別れ。
櫻坂という新しいグループの構築。

止まることのないまま次から次へと訪れるプレッシャーと今まで背負ってきた重みにより、小林はパフォーマンスに上手く取り組めなくなっていったのかもしれない。

続く・・・




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