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154. 背負い人 小林由依⑦ LAST
①休業発表
2021年9月9日
小林由依 活動休止発表
3rdシングル「流れ弾」活動期間に突入する直前だった。
アリーナツアーも欠席。
多くの人が寂しいと嘆いた。
他のメンバーは小林がいないということで自分が引っ張るんだ!という意識が一層強まった。
もしかしたらこの時点で「卒業」ということも選択肢にあったのかもしれない。
自分のために時間を過ごし、時の流れの変化を踏まえて答えを出そうとしたのかもしれない。
②復帰
2021年12月9日
小林は戻ってきた。
この休業のおかげで背負っていた6年分の歴史は少し軽くなった。
休業の間に2期生がメキメキ成長し、1期生にも余裕が出来た。
今までグループは自分が引っ張らなきゃ!
と気を張っていた部分が楽になったのだろう。
2021年末のクリスマスSHOWROOM配信や2022年2月に齋藤とのダンス配信を見ても、非常に表情が柔らかくなったと感じる。
「もう2022年はチワワで行くの。」
(2021年12月25日 SHOWROOM配信にて)
その言葉が小林自身の現在の気持ちを分かりやすく表している。
現在の活動をより自分らしく。
ダメな自分でもいい。
それをさらけ出して時には他人に甘えよう。
③小林由依とこれからの櫻坂46
欅坂時代に思い描いていたグループの形。
「平手の凄さは身に染みて分かる」
「でも『平手友梨奈=欅坂46』ではない」
「それぞれの色があり、皆欅坂46なのである」
櫻坂46に改名後、センター3人制、BACS LIVE等が実施され
メンバーそれぞれの色を出した櫻坂46が表現されてきた。
小林が背負ってきたものが少しずつ良い方向へ来ているのかもしれない。
1期生の卒業生は増えてきているが、それと共に残る1期生の絆はどんどん深まってきている。
齋藤のダンスに対する決意も小林由依という軸から影響を受けているのも大きいと感じる。
力感が無くなり等身大の自分でいることを決めた小林は、これからさらに飛躍していくであろう。
そして共に1期生や2期生にも大きな影響となり、櫻坂のエンジンになるのは間違いない。
欅坂時代に背負ったものが単なる重みではなく次なる成長への糧になっていって欲しいと共に、もっともっと自然体な小林を見たいと切に願う。