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336.【櫻坂46 6th】「静寂の暴力」MV公開 個人的感想
2023年6月14日
櫻坂46 6th Single 「Start over!」
共通カップリング曲「静寂の暴力」のMVが公開されました。
櫻坂三期生の楽曲。
「夏の近道」のザ・青春感から飛び出していった三期生。
果たして次の曲はどんな雰囲気になるのか?
個人的には疾走感溢れる楽曲で来るかな・・・と予測していたのですが
全く違う世界が待っていました。
①これは・・・櫻坂・・・なの、か?
MVを見てとにかくびっくりしました。
あまりにも予想外な方向の世界観が来たため本当にびっくりしました。
今までの楽曲達の何とも被らない・・・
斬新な世界観過ぎて櫻坂のMVを見ている感覚ではありませんでした。
まるでYouTubeに突然ポンッとオススメ動画として表示され
たまたま通りすがりに全然知らないグループのMVを見たような感覚・・・
一回観ただけではなんとも言葉では表現しがたい世界観がそこにはありました。
②櫻坂三期生。加入からまだ5ヵ月・・・
櫻坂三期生はアイドル人生を歩み始めて今5ヵ月。
まだ2曲目。
そんな中でのこの「静寂の暴力」
・・・いや高難度過ぎるなと笑
目に見える形に固執するのではなく
見えない心、感情・・・
そういったものをどうダンスに絡ませて表現するか。
今回の「静寂の暴力」はまさにそこが肝のように感じます。
櫻坂は欅坂時代から特にそういった目に見えない感情をどう表現にするか
ということを熟考してやってきていましたが
一、二期生の先輩たちも時間をじっくり掛けて仕上げてきたわけです。
積み重ねていくことで表現する力を蓄えてきました。
が、三期生はまだ5ヵ月・・・
その段階でこの曲に挑戦し
見事形にしている事、心底驚きました。
③形に出来ないものを形にする
MVを見て
孤独や寂しさ、やるせなさ・・・
ぱっと見無表情だけど心の中ではうねるように荒波立っている。
そんな目に見えない感情、形に表せない世界を見事に形にしていました。
櫻坂の表現がまっすぐ自分の感情に訴えかけるような・・・
だからこの楽曲を言葉にするのはとても難しいなと思いました。
「考える」よりも「感じる」のほうが多く伝わってきました。
④欅っぽい、けど櫻
今回の6thシングル、「Start over!」「静寂の暴力」
欅っぽい・・・という言葉がよく飛び交っています。
私自身もそう感じる部分多くありました。
ですがもしじゃあ欅の時代に同じメンバーが同じ曲をパフォーマンスしたとしても同じ雰囲気にはならないよな・・・と感じます。
つらい、苦しい。
それは痛いほどわかる。
でも現実世界はシビアだ。
それらと共存していかないと上手く進んでいけない。
しんどいし面倒くさい。
それも痛いほどわかる。
そういったことを共感しながら一緒に頑張っていこうよ。
綺麗ごとは言わない。
辛いものは辛い。
それを共有しながら一緒に一歩ずつ進んでいこうよ。
それが今回の6thゾーンでものすごく伝わってくる
櫻坂46の意志なのかなと強く感じます。
最初に話した通り、「静寂の暴力」
本当に櫻坂が・・・
あの「夏の近道」を表現していたのと同じ人たちが・・・
パフォーマンスしているのか???
というぐらい大きな振り幅を目の当たりにして
別人がいると感じました。
この先この振り幅に付いて行けるかな・・・?笑
と少し心配になる程の振り幅でした。
櫻坂46も発足から2年半、6thシングルに入り、段々斬新さを出すのも難しくなっていく中で
改名当時に宣言された
「まだ何色にも染まっていない真っ白な櫻のように」
を未だはっきり自信もって言えちゃう事に本当に驚かされます。
振り幅の大きさ、グラデーションの広さに
どんどんライブのセトリが複雑になっていくな・・・笑
と笑ってしまいます。
声出して盛り上がりたい派と
じっくりとミュージカルや舞台のような感覚で見たい派と
ライブでのファンの振り幅もどんどん加速していきそうだな・・・と笑