297. 櫻坂46 「Cool」MV解禁 ② LAST
・・・続き
③2サビの流れるようなダンス
大園がちょうちょを追いかけながら店内を走り抜けていき、その先には藤吉
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藤吉が後ろ向きにふらふらとこちらへ振り向くのと同時に2サビへ
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振り向いた勢いで後ろに体重が持ってかれる藤吉。
ここの藤吉のダンスがもうなんとも・・・笑
脱力感がありながらもどこか芯の強さを感じるダンス。
多分100回ぐらい5秒戻しして繰り返し見てますね笑
不安定だけどしっかりしているというなんとも矛盾しているような感覚になるのですが、それが本当にやみつき。
そのまま大沼も合流し髪の毛がぐちゃぐちゃになっても全身で体を揺らし表現する。
この生々しさが非常に伝わってきました。
その後キッチン前の扉で山﨑&遠藤光莉と合流。
ここのユニゾンする横揺れダンスのところも100回ぐらい5秒戻ししました笑
山﨑のアイソレーションは言わずもがなですが
遠藤の横揺れとリズムが見事にマッチしていて、数秒しかないシーンですが一気に引き込まれました。
その後もキッチンの中を大園が移動しながら入れ替わり立ち代わりメンバーが動いていく計算された立ち回り。
最終的にはホールに戻り全員がこっちを向き両手で髪を持ち上げます。
・・・と思っていたらよく見るとひとりだけ寝転がっている人大沼!
大沼が一人だけ寝転がるという姿がとても彼女の性格を表しているような演出が出ていてとても意気に感じました。
④ウェイトレス衣装×レストランから感じる懐かしさ
全体を通して個人的に感じたことは「懐かしさ」でした。
統一されたウェイトレスの衣装。
コテコテの洋風レストラン。
ダンスや楽曲からはとても新しさや斬新な印象を受けているのに、どこか「懐かしさ」を感じる・・・
30年ぐらい前に公開された何かの映画で観たことあるような・・・
これは直感的に思ったのでじゃあ具体的にどんな昔の物に似てるのか?と問われるとまだ明確に答えは出ません。
ただなんとなく
「昔」「懐かしさ」
そういったイメージが強く浮かんできました。
⑤大園玲に「Cool」のセンターを託した
普段柔らかい表情の印象が強い大園。
その大園に敢えて文字通りCoolな楽曲のセンターに持ってきたという面白さ。
正直大園センターでここまでアーティスティックな世界観が来るとは予想していませんでした。
大園の冷静さ、落ち着き、そういった部分が強調されたMVになったと感じます。
⑥全体を通して・・・
最初に書いた通りこんなに一時停止してこと細かく見た櫻坂MVは初めてでした。
それぐらい何度見ても飽きないし、何度見ても楽しい。
個人的に好きな異世界感と波長が合ったのかもしれません。
今回欅坂時代のエキセントリックっぽいという話が多く出ていましたが、個人的にはそこまで感じませんでした。
不思議でカッコよくて歌詞も強いけど楽しいという印象を強く受けました。
苦しさや辛さという気持ちの方が欅坂の印象として多くあるため、今回はそこまで欅っぽさは感じませんでした。
(ただ歌詞はかなり欅イズム感ありますね・・・)
人それぞれ
桜月の方が・・・
Coolの方が・・・
という好みがあるかもしれません。
個人的にはCoolの世界観の方が好きではあります。
ただカッコよく欅イズムを感じられる曲ばかりあってもカッコよさは際立っていきません。
桜月のような全くジャンルの違う柔らかな曲があるからこそ、ギャップが発生してCoolが際立つ。
昔から引き継がれるアイドルらしからぬ世界観と
新しく柔らかで可憐な世界観。
それが融合しながら、グラデーションを広げながら唯一無二の個性を作り出していく・・・
まさにこれが「櫻坂46」
であると思っています。
う~ん・・・
「Cool」に関しては見れば見るほど無表情、楽しい、切ない、面白い、カッコいい・・・と色んな感情が出てくるのでなかなかまとまらないですね・・・笑
本当に見れば見るほど新しい発見が飛び出てくる。
本当に大好きなMVです。
もしライブでそのままの振りで披露するとなると、ヘアメイクさんのお仕事がとんでもないことになりそうですね笑
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