379. (8/9)欅坂46とは一体何だったのか?2024 ~5年間で吹き荒れた最大瞬間風速~
・・・続き
※欅坂46について個人的に今まで感じてきたことを記していきます。あくまで個人が勝手に思っていることというのを強調しておきます。人それぞれ感じ方、楽しみ方が違う。それらを重々承知したうえで書いていきます。
・・・とまあ最初にこう注意事項を書いておかないと危ない。と思うのもこの数年間欅坂46を堀りに掘り下げてきたからか分かってきたものかもしれません。
⑩危なっかしさに惹かれたカオス空間
自分から見て欅坂とはいったい何だったのだろうか?
危なっかしいグループ
はたから見ていると色んな意味で「危なっかしいグループ」だったなと思う。
メンバーの体調面に対する危なっかしさ。
グループ内の関係性に対する危なっかしさ。
アイドル活動としての危なっかしさ。
週刊誌による好奇心煽りの標的になった危なっかしさ。
一種賭けのような最大瞬間風速吹き荒れるパフォーマンスの危なっかしさ。
楽曲の世界観に対する危なっかしさ。
グループ運営に対する危なっかしさ。
・・・まさに「危なっかしい計画」を歌うにふさわしいような「危なっかしさ」というものが常に引っ付いていた印象だ。
それは良い「危なっかしさ」も悪い「危なっかしさ」も。
今振り返ると週刊誌やメディア、個人のSNSで煽り立てられ、嘘なのか事実なのかソース確認不十分の「危なっかしさ」がばらまかれたという部分もある。
だが映像やインタビューで残るはっきりとした「危なっかしさ」というのも事実あった。
噂と事実。
期待する「危なっかしさ」と不安になる「危なっかしさ」。
それらが入り乱れたカオス空間が欅坂と欅坂を取り巻く環境だったんだろうなと。
制御できない程のパワーが内側で沸々と眠り、いつ爆発するか分からない状態。
そんな欅坂の現状を素直に直視する人もいれば、その危なっかしさに惹かれ、この先どうなっちゃうんだ???
という緊迫感を楽しんでいた人もいたのだと思う。
あの世界観、あの取り巻く環境をもう一度作れ!といっても作れない。
というか、むしろ作ってもいいものなのか?と思う。
誰もマネできない、マネしてはいけないそんな唯一無二の5年間がこれからも語り続けられるんだろうなと。
この先きっと出てくるものではないだろうから、何度も見返し聴き返すのだろうなと。
そのぐらい何十年先にも話に出る5年間だったと私は確信持って言える。
続く・・・