377. (6/9)欅坂46とは一体何だったのか?2024 ~5年間で吹き荒れた最大瞬間風速~
・・・続き
※欅坂46について個人的に今まで感じてきたことを記していきます。あくまで個人が勝手に思っていることというのを強調しておきます。人それぞれ感じ方、楽しみ方が違う。それらを重々承知したうえで書いていきます。
・・・とまあ最初にこう注意事項を書いておかないと危ない。と思うのもこの数年間欅坂46を堀りに掘り下げてきたからか分かってきたものかもしれません。
⑧もし欅坂46が続く世界線があったとしたら・・・
もし・・・もしも欅坂46というグループの使命として「グループの延命」を最優先で考えた場合、やはり早い段階で表題曲センターを新たなメンバーで立てた方が良かったのだろうと個人的には思う。
「今までの印象とは違うこんな欅坂もあるんだよ!」というのを出していたら可能性はあったのかもしれない。
ただ、当時の平手以外のメンバーに対する安定感、存在感の強さというのは一部ファンから見ると物足りなさもあったのかもしれない。
平手以外のメンバーに任せることが出来るのか?
という心配もあったのかもしれない。
だが、「グループの延命」を最優先で考えるのであれば、ファンと喧嘩してでも、一部メンバーとすれ違いが起きたとしても新しいメンバーを立てるべきだったと個人的には思う。
まだ未熟に見えたとしてもこれからの成長に期待しながら見守るべきだったと思う。
きっとスタッフチームも未来のことを考えるとその方が良いと思っていたのだろう。
結果的にその決断を下すことは出来ず
「グループの延命」が最優先ではなく
壊れてもいいから、いつか終わってもいいから
パフォーマンスの瞬間に200%の力をぶつける。
という選択が最優先で取られた。
ある意味その選択があったからこそ一回一回のパフォーマンスで凄まじい威力を披露し、その一瞬に全掛けする最大瞬間風速が吹き荒れた。
まるで余命を宣告された人が延命治療は良いから、残りの人生は思う存分好きにさせてくれ。と言っているような。
果たして延命を選択されていた場合に
欅後期の楽曲の世界観が作られていたのかどうか?
そしてその世界観にパワーを感じ心の支えになっていた人が誕生していたかどうか?
は分からない。
大きな犠牲を払って得た凄まじい表現力。
その姿を体現したグループは今まで全くいない。
延命は考えない。という大きなリスクを背負ったからこそ刻まれた2016年~2020年の功績は
存在するものでは無くなったとしても
この先何十年と振り返られる「伝説・神話」のような物語として進化していくと私は思う。
続く・・・