278. 櫻坂46「2nd TOUR 2022 “As you know?”」個人的まとめ⑦ LAST
・・・続き
⑩櫻坂と欅坂の[fusion]
東京ドーム公演前に予告動画が今回公式YouTubeチャンネルにてアップされました。
櫻坂、欅坂時代の菅井友香の映像。
櫻坂、欅坂の両OVERTUREのBGM。
タブーのようにされてきた欅坂の楽曲が解禁されることを予告する動画。
そして最後の[fusion]という文字。
色んな予測が立ち盛り上がりました。
私自身この動画を見てから一番気になっていた点は
「欅坂楽曲のどこの領域まで解禁するのか???」
という点でした。
1.これまでに解禁された欅坂楽曲
2020年10月12日、13日 欅坂46の幕が閉じた「THE LAST LIVE」
この日を最後に欅坂楽曲は大事な記憶として
押し入れにしまうような形となりました。
その後・・・
2021年7月11日「W-KEYAKI FES.2021」3日目(櫻坂・日向坂合同ライブ)
「W-KEYAKIZAKAの詩」
解禁
2021年12月10日「1st YEAR ANNIEVRSARY LIVE」2日目
〈守屋茜・渡辺梨加卒業セレモニーにて〉
「ここにない足跡」
「青空が違う」
解禁
2022年5月21日「渡邊理佐卒業コンサート」
1日目
3rd表題曲「二人セゾン」(2日間披露)
「手を繋いで帰ろうか」
「制服と太陽」(2日間披露)
2nd表題曲「世界には愛しかない」(2日間披露)
「太陽は見上げる人を選ばない」
「危なっかしい計画」
5th表題曲「風に吹かれても」
解禁
2022年5月22日「渡邊理佐卒業コンサート」
2日目
「僕たちの戦争」
〈渡邉理佐卒業セレモニーにて〉
「割れたスマホ」
「波打ち際を走らないか?」
解禁
2022年8月20日「W-KEYAKI FES.2022」
振替公演4日目
「コンセントレーション」
「カレイドスコープ」
〈尾関梨香・原田葵卒業セレモニーにて〉
「音楽室に片想い」
「バスルームトラベル」
「バレエと少年」
解禁
卒業生に関連したユニット楽曲などを中心に
欅楽曲の中でも柔らかい系統の楽曲が解禁されていきました。
欅坂の代名詞である表題曲をとっても
2nd「世界には愛しかない」
3rd「二人セゾン」
5th「風に吹かれても」
のみ解禁されシリアス系統の楽曲は封印のままでした。
2.東京ドーム公演1日目
2022年11月8日「2nd TOUR 2022“As you know?”」
東京ドーム公演1日目
地方公演と同じセトリで本編が終わり
欅坂時代の「OVERTURE」が解禁されアンコールに突入しました。
幻の9thシングルで表題曲の予定だった「10月のプールに飛び込んだ」解禁(有観客では初披露)
「ヒールの高さ」解禁
「青空が違う」披露
2nd表題曲「世界には愛しかない」披露
1日目は全て柔らかい楽曲で終えたな・・・という印象でした。
『東京ドームで[fusion]』と予告動画を出し大々的に宣伝されていたため、公演日区別なく1日目から欅曲が来る可能性はあるだろうな・・・と個人的には予測していました。
(本番日3日前にツイートされていた2日目に『菅井友香卒業セレモニーの開催が決定!』を見落としていたというのもあるのですが・・・)
https://twitter.com/sakurazaka46/status/1588820123535966208?s=20&t=0AVfvLQOy_jpI8phHXXoFg
ただ当初の予告動画を見た段階では
本編のセトリも東京ドーム用に変更して、そこに欅曲を混ぜてくるのかな・・・?という印象も受けていたので、[fusion]と銘打ったけど櫻坂ゾーンと欅坂ゾーンをはっきり分けたんだな・・・と個人的には感じました。
3.東京ドーム公演2日目
2022年11月9日「2nd TOUR 2022“As you know?”」
東京ドーム公演2日目
1日目の解禁された欅坂楽曲を振り返りながら2日目の解禁楽曲を予測していました。
色んなバランスを考えながら個人的に出した予測は、欅坂デビュー曲「サイレントマジョリティー」でした。
「超シリアス楽曲を持ってくるのは体力的にも精神的にもしんどいだろうな・・・」
「でも東京ドーム公演だからこそ最後の最後に何かでっかいこと用意しているだろうから、1日目の解禁楽曲や柔らかい楽曲だけでは終わらないだろうな・・・」
そんなイメージから「サイレントマジョリティー」だろうと思っていました。
がしかし
見事にそんな予測はぶち抜かれることになりました・・・
”ド”シリアス楽曲
THE欅坂楽曲
「 不 協 和 音 」 解 禁
イントロが流れると同時にどよめきが起こり
そのどよめきを聴きながら私は自然と天を仰ぎました。
「や、やりよった・・・」
その後私は完全に思考が停止し
ただひたすら曲の世界観に入り込んでいました。
ライブ映像でしか見たことなかった「不協和音」。
もうきっと生で見れる可能性はかなり低いんだろうな・・・と思っていたもの。
まさか生で体験できるとは思いませんでした。
菅井友香卒業×櫻坂と欅坂の[fusion]
予告動画を見た際にもし今「不協和音」を解禁したとして誰がセンターをやれるか?と考えた時に、菅井友香しかいないよな・・・
とチラッとだけ思いましたが、「まー、やんないよな・・・」と思っていました。
その後も「砂塵」が解禁。(有観客では初披露)
「不協和音」との曲調の差が非常に良いアクセントになり、あまりに綺麗すぎる世界を見ました。
4.菅井友香が結果で示した[fusion]
「欅坂楽曲のどこの領域まで解禁するのか???」
この答えは見事に自分の予測をぶち抜かる答えとなりました。
キャプテン菅井がBLTで話していた
「欅坂の曲もこれからやっていってほしい」という思い。
卒業セレモニーでの
「大切な欅坂46も、大好きな櫻坂46もそれぞれにしかない楽曲、メンバーの魅力がたくさんあります。どっちがいい悪いではなく、それぞれを尊重しながら、どっちも愛してもらえたらうれしいと思います」というコメント。
「不協和音」を披露したことで櫻坂の指針を示し、そして欅坂は死んでないことも併せて示しました。
「不協和音」を復活させたいというキャプテン菅井の意志。
そしてそれにGOを出した運営スタッフ陣。
さらに菅井の意志に賛同した現櫻坂メンバー。
覚悟を決めたこと。
そして見ている側に不安を感じさせるような瞬間もなくやり切ったこと。
心の底から凄いと感じました。
これから新たな時代に突入する櫻坂46。
どう目指していけばいいのか?
そのヒントを
大きすぎるヒントを
最後の最後に管井友香は残していってくれたような気がします。
2022年 櫻坂46「2nd TOUR 2022 “As you know?”」
これから櫻坂46の歴史を振り返る中で何度も何度も思い出されるような、とてつもない記憶を残したライブだったと思います。
そんなライブを生で体験できたこと本当にありがたく、誇りに思います。
これから新たに入る3期生と共にどうなっていくのか?
伸びしろありまくりな櫻坂46が面白くて仕方がなく
その成長をリアルタイムで見られているという有難さ。
櫻坂46に出会えて本当に良かったと再確認できるツアーでした。
END
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?