380. (9/9LAST)欅坂46とは一体何だったのか?2024 ~5年間で吹き荒れた最大瞬間風速~
・・・続き
※欅坂46について個人的に今まで感じてきたことを記していきます。あくまで個人が勝手に思っていることというのを強調しておきます。人それぞれ感じ方、楽しみ方が違う。それらを重々承知したうえで書いていきます。
・・・とまあ最初にこう注意事項を書いておかないと危ない。と思うのもこの数年間欅坂46を堀りに掘り下げてきたからか分かってきたものかもしれません。
⑪「1.23」から4年 ~最高の伏線回収~
2024年1月31日、2月1日
代々木第一体育館にて「小林由依卒業コンサート」が開催された。
2月1日には卒業セレモニーが開催された。
小林由依は終始笑顔でメンバーやファンを見つめ、自身の家族に対する言葉の時だけ少し目を潤ませた。
まるで背負い人としての荷をゆっくりと下ろすかのように
まるで「一般人 小林由依」に戻るかのように
そこに立つ表情はとても晴れやかだった。
後々の目撃情報、そして土田さん、澤部さんのラジオのトークから、かつて欅坂に一期生として在籍していたメンバーが会場にほぼ集結していたことが分かった。
さらにその集結を呼びかけたのは平手友梨奈だったということも分かった。
この事実を聞いたとき
私はなんだか凄まじい大長編映画のエンディングを見させられているように感じた。
たった改名から3年で、「1.23」からたった4年で、同窓会のようなことが実現されるとは思ってもいなかった。
欅坂にいたメンバーはあのライブで何を感じ、そして今も残る櫻坂一期生、二期生、三期生たちは何を感じたのだろうか?
そしてそんな良い意味でカオスな状況の中、中心に立っていた小林由依。
その状況下でも淡々と自分に任せられた役割を粛々と務めていた。
その状況をとにかく楽しんでいた。
すさまじい8年半のメリバストーリーを見たんだなと感じ、本当にこの欅・櫻のストーリーを見つけることができてよかったと心の底から思った。
櫻と欅の交差点=小林由依卒業コンサート
もうきっと一生交わらないであろう空間があの代々木第一体育館で作り上げられていたのだった。
2015年から紡ぎ出されてきたストーリー。
2020年に一度蓋をされたストーリー。
そして新たに始まったスト-リー。
最初の5年間のストーリーを知ってから個人的に引きづっていたものに対して、一つの区切りとなる時期が今かなと思い今回整理しようと思った。
櫻坂がこれから進むにつれて
世代交代が進むにつれて
また知らなかった過去の話が表に出るだろうと思う。
その都度欅坂の解像度がまた一つクリアになっていくのだと思う。
櫻坂が進化すればするほど裏に隠れる欅坂もまた、存在はなくとも進化するのだと考える。
そしてグループの成長、変化と共に自分も進化していきたいと本気で思う。
自分の立場で自分の生活環境の中で。
今までに感じたことのない衝撃を受けた5年間の最大瞬間風速というのは、自分の人生の中でこれからも何度も振り返られると思う。
いつかまた落ち着いたどこかで
欅坂46が色んな見方で
たくさんの人がそれぞれの目線で
振り返って話されることを楽しみに。
欅坂の卒業生による次のストーリー
櫻坂の卒業生による次のストーリー
現櫻坂による次のストーリー
・・・そして欅・櫻のストーリーに影響された人たちによる次のストーリー
そういったものがまた新たな最大瞬間風速を起こしてくれるのを楽しみに願って。
END