136. 櫻坂2期生がたどり着く壁
①あの日示されたキャッチコピー
「欅坂46を、超えろ」
2020年9月20日
改名直前に新グループ名「櫻坂46」が発表されたCMにて
こんなキャッチコピーが打たれました。
「いやそんな簡単に言うなよ」
「比べる物じゃないだろ」
きっと当初欅坂が終わるドタバタもあり、この「欅坂46を、超えろ」にはメンバーにもファンにも複雑な思いがあったでしょう。
ですが、これが一体どういった意味なのか?
少しづつ分かってきた部分もあります。
2021年7月14日の小池ブログにて
「W-KEYAKI FES. 2021」を終えた感想が語られていました。
求められている曲が櫻坂ではなく欅坂である。
欅坂を否定しているのではなく、櫻坂だって同じぐらい良いものであると伝わって欲しい。
②「櫻坂46」を創っていく
ここから約半年。
「流れ弾」期間を経て櫻坂の良さが段々と広まってきました。
そしてそこにはやはり2期生の存在も大きく関わってきました。
2期生、特に前半組は改名までの1年半
欅坂を経験してきました。
しかし、「欅坂の作り出す世界観=1期生」というイメージがかなり根強く、2期生に対する風当たりも弱くはなくその点に関して2期生メンバーも重々感じていました。
だからこそ2期生の中では櫻坂に改名し伸び伸び出来るようになった部分は結構あるのではないでしょうか?
もちろん欅坂、1期生メンバーが作って来た功績に対するリスペクトは、加入前いちファンであったメンバーもいるぐらいなので強くあると思います。
でもだからこそなかなか気を遣い伸び伸びと表現するのが難しかったのではないでしょうか?
そして1期生もその点に関して2期生が負担を感じてしまうことを察知し、伸び伸び出来る環境を作れるよう努めてきました。
③これから増すであろう欅坂の重み
しかしなかなかにこの
「欅坂の世界観=1期生」
は重いものです。
1期生の卒業発表の度にこの重みは表れます。
この先も1期生卒業は必ずあります。
あのメンバーが卒業したからファンを辞める。
という人も出てくるでしょう。
そんな時に2期生の本当の壁
「欅坂46を、超えろ」が顕著に見えてくるのかもしれません。
それは欅坂を否定するための意味ではなく
櫻坂の魅力を欅坂と同じぐらいすごいものだ!
と言わせるための意味として。
確実にこの重み、1期生が少なくなっていくにつれてどんどん大きくなっていくと感じます。
そこに立ち向かう力を、残っている1期生のサポートをもらいながら2期生は着々と磨いていると感じます。
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