週末に笑いたい人は、偉大な発明「相席食堂」を見てほしい
こんなときだからこそ、大いに笑って元気になりたい今日このごろ。
そんなあなたに、おすすめのコンテンツがあります。
それは「相席食堂」。
千鳥さんが司会の、朝日テレビ放送(ABC)で放送されている番組です。
テレビだと関東では見られないのですが、ありがたいことにAmazonやTVerやNetflixで見られます。
僕、この番組大好きなんですけど、最近「テレビを見ない」って人が多いから、悔しいのなんのって…。
なので今日は、相席食堂について語りたいと思います。
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内容はWikipediaを引用しますと…。
芸能人が日本各地で街ブラロケを行い、食堂などで相席をして人々とふれあう番組。
MCの千鳥は食堂を模したスタジオでそのVTRを観賞し、気になる点があれば手元の「ちょっと待てぃ!」ボタンを押してVTRを止め、ツッコミを入れる。
このため旅人には旅ロケ慣れしていない著名人や、素人との絡みをイメージしにくい芸能人が選ばれる傾向にある。
この番組、なにがすごいって、番組自体が壮大な「漫才発生装置」になっていること。
上記で説明されている通り、ロケ映像に千鳥がツッコむスタイルなので、ロケ自体は上手くなくて良い、むしろ下手な方が「ボケ」になるので面白くなる仕組みなんです。
また良いのが、あえて不慣れな人をキャスティングしていて、みなさん必死にロケを頑張るんですけどカラ回ってて、それがまた妙におかしくって……お昼の番組のような安心感が消え失せたロケってこんなに面白いのかと。
逆にロケが上手くても面白くなりよるんですよ、これが。
なぜなら千鳥は、年間で200本以上ロケをしていたこともあるほどの「ロケ芸人」。
だからロケ映像をコンテンツとしてだけではなく、演者側の視点でも俯瞰できてしまうので、ロケをしている芸能人が何を考えているか、どういうテクニックを使っているかをメタ視点で明らかにしてしまう、まるでマジックの種を明かしているような面白さがあります。
そしてみなさんご存知の通り、ノブさんの秀逸なツッコミワードセンス、あとは大吾さんの絶妙な視点。
どんなロケ映像が来たとしても「漫才」として無限に成立させてしまう、とんでもない番組です。
過去の分もAmazonなどでは見られるのですが、ぜひTVerで来週の火曜日(4/7)まで見られる、パンサー尾形さんとサンシャイン池崎さんがロケをする回だけでもぜひ見てほしい…!
もう飛び抜けて面白い。
「飛び抜けて面白い」とハードルを上げても、飛び越えてくるくらい面白い。
まず、パンサー尾形さんがとにかく必死。
ぜひ本編を見ていただきたいのですが、「自分が面白いロケができない」と自覚しきっているのか、のっけからフルパワーで、できることを全部やっていく。
よく「スベリ笑い」「空回り」を求められるパンサー尾形さんなのですが、それがボケとして最大限に活きています。
そして、サンシャイン池崎さんの思い切りの良さ。
意外と池崎さんのロケって見たことないですが、あのキャラクターのままで町の人たちに絡んでいく。
そしていろんなミラクルや事件が次々と起きていく。
「そこまでやるか?」の連続。
どちらもツッコミどころが満載で、結果的に過去最高回数の「ちょっと待てぇ」が出たそうです。
なんか笑いながら、思い切りと覚悟が人を爆発させるんだなぁ、とか、ガムシャラは意図しない幸運を呼び寄せるんだなぁ、とか、自分が活きる場所ってきっとどこかにあるんだなぁ、とか、人生に大事な気づきすら与えてくれる「神回」なんです。
もう、本当に見ていただきたい!この楽しさを共有したい!
昨日これをTVerで見て、今日1日とても幸せな気持ちで過ごせました。
やっぱり、笑いって偉大だ。
この回を見て「相席食堂」が気になった方は、過去のアーカイブがNetflixとAmazonで見られるので、ぜひ一気見して、笑いの多い週末をお送りください。
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