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知って得する三大栄養素の意外な働きーFat(脂肪)編ー

※食事誘発性熱産生
(DIT: Diet Induced Thermogenesis)
食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となってエネルギーとして消費(消失)される反応。

       ーFat(脂肪)とはー

①身体の材料
細胞膜、ホルモン伝達物質の生成と分泌、(男性ホルモンや女性ホルモン) 、体温の調節、内臓の保護、など、悪者にされがちな脂肪も必要不可欠な栄養素。

②ガソリン
脂肪は、炭水化物ほどの即効性はないが、糖の次に使われる。初動時は糖が使われ、継続すると、脂肪が使われる。

③エネルギー
9kacl/g

④食事誘発性熱産生
脂肪は、タンパク質や炭水化物に比べて倍近くのエネルギーを持っているのに、食事誘発性熱産生では4%しかエネルギーとして失われない最強のエネルギー蓄積物質。

⑤体脂肪への変換
脂肪は、体脂肪に変換される時も、3%しかエネルギーが失われない。即、脂肪になる感じ。

        ーまとめー

脂肪は、食事誘発性熱産生で4%、体脂肪変換時も3%しかエネルギーを使われない、エネルギー蓄積効率が極めて高く、体脂肪として蓄積することに優れています。
魅力的で美味しい脂質の多い食べ物は、口当たりも良く、どこか中毒性があります。いや、あると思います。必要な栄養素ですが、現代の食生活では、摂り過ぎる傾向にあります。総カロリーの20%〜30%までに抑えましょう。


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