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知って得する三大栄養素の意外な働きーProtein(タンパク質)編ー

※食事誘発性熱産生
(DIT: Diet Induced Thermogenesis)
食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となってエネルギーが消費(消失)される反応。

  ー Protein (タンパク質)とは ー


① 身体の材料
タンパク質は、筋肉、臓器、肌、爪、体内ホルモンや酵素、免疫物質を作り、栄養物の運搬まで行う、欠かせない栄養素。

② ガソリン
タンパク質は、糖質や脂質などの、身体を動かすエネルギーが源が不足すると、筋肉がエネルギーを生み出す材料として使われる。(=糖新生)

③ エネルギー
4kcal/g

④ 食事誘発性熱産生
タンパク質は、消化され、体内に取り込まれるまでに、30%ものエネルギーが消費されてしまう。言い換えると、食べたカロリーの30%は何もせずに消費される。

⑤体脂肪へ変換される時のエネルギー消費
体内の材料に使われず、余ったタンパク質は、もちろん脂肪になります。その脂肪になる時でさえ20%ものエネルギーが消費されます。

       ー まとめ ー

タンパク質が不足すると、そもそも身体が成り立ちません。糖質制限や脂質制限ダイエットは存在しても、タンパク質制限ダイエットなんて、聞いたことないですよね。

また、ダイエットやボディメイクの観点から、食べたエネルギーの30%、脂肪に変換される時でさえ、20%ものエネルギーが消費されるので、食べても太らない超優良食材です。

タンパク質を意識して摂るだけで、身体の変化が期待できそうです。


(目安)
一般人さん
体重1kgあたり0.8g
例えば、体重60kgの人は1日あたり48g

アスリートやトレーニーさん
体重1kgあたり最低1.5g以上
例えば、体重60kgの人は1日あたり90g以上



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