RUMlogNG - eQSL
Mac 用アマチュア無線ログソフト「RUMlogNG」を使って、eQSL に QSL をアップロード・ダウンロードする方法です。
以下で設定するユーザーネーム、パスワードは RUMlogNG のログファイルや設定ファイルに保存されます。人が読めない形で保存されますが、暗号化はされませんので、これらのファイルの取り扱いには十分注意してください。
実行環境
MacBook Air (M1, 2020) MacOS 13.4
RUMlogNG 5.12.5 (588)
LoTWの設定
メニューの RUMlogNG > Settings…（ショートカット ⌘,）で Preferences ウィンドウを開き、LoTW/eQSL タブを選択します。
User name, Password
eQSL アカウントのコールサインとパスワードを入力します。
Location nick
QTH nickname を入力します。eQSL アカウントの値と完全に一致する必要があります。ここが空欄の場合、アップロード時にはコールサインと運用期間が一致するアカウントが使用されます。
Last eQSL
eQSL サーバーから最後に QSL をダウンロードした日時です。この日時を変更することで、すでにダウンロード済みの QSL も再ダウンロードできます。
Time slot for matching
ここで選択した時間以内の交信時間のずれであれば、届いた QSL データと自分のログとがマッチしたと判断されます。
QSL comment
QSL のアップロード時のコメントを設定します。Use QSO note を選択した場合、各ログの QSO note の内容がコメントとして送信されます。
Select path to image download folder
ダウンロードした eQSL イメージを保存するフォルダを選択します。
QSL アップロード
Main logging ウィンドウでアップロードしたい QSO を選択して、メニューの QSL > eQSL out for selected QSOs をクリックすると、選択した QSO が eQSL ステータスに関わらずアップロードされます。QSO を選択していない場合は、QSL > eQSL out for new QSOs となり、eQSL ステータスが W (Worked) または R (Received) の QSO がアップロードされます。
アップロード結果を表示するダイアログが表示されたら、アップロードが成功したことを確認して右下の Success ボタンを押すと、eQSL ステータスが S (Sent) または X (Exchanged) に変わります。
QSL ダウンロード
メニューの QSL > eQSL in（ショートカット ^⌘I）で eQSL Incoming ウィンドウを開き、Load data from eQSL ボタンを押すと届いた QSL が表示されます。この時、自分のログとマッチした QSO の eQSL ステータスが R (Received) または X (Exchanged) に変わります。ログに存在しない QSL データは赤字で表示されます。
eQSL イメージのダウンロード
eQSL イメージのダウンロードは次のウィンドウでサポートされています。
Logging window
DXCC entity search window
QSO search window
eQSL in window
これらのウィンドウで QSO を選択し、メニューの QSL > Load eQSL image をクリックすると対象の eQSL イメージがダウンロードされます。eQSL イメージのダウンロードは1分あたり6枚に制限されおり、これを超えるとダウンロード速度が制限されます。ダウンロードが終わらない場合、メニューの QSL > Cancel Load eQSL Image で中止できます。
ダウンロードが完了すると eQSL イメージが表示されます。eQSL イメージウィンドウ下の Save to default folder ボタンや、メニューの QSL > Save all loaded eQSL images からダウンロードしたイメージを設定したフォルダに保存できます。
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