2019年 阪神ジュべナイルフィリーズ 好走の要因
photo by Rumi Enokida
橋浜保子です。
2019年秋のGⅠレースでは、外厩に加えて、馬具変更馬の好走が続いています。
ジャパンカップ
チャンピオンズカップ
阪神ジュベナイルフィリーズの優勝馬のレシステンシアは、新馬戦時に通常のノーマルハミ(馬具表記「〇」)と、口角を保護するビットガード(馬具表記「ビ」)を装着していました。
ノーマルハミ(馬具表記「〇」)
2019年10月14日 京都5R 新馬戦 レシステンシア
そして2戦目のファンタジーステークスでは、ビッドガー(馬具表記「ビ」)ドを外し、ノーマルハミ(馬具表記「〇」)からリングハミ(馬具表記「R」)に変更してきました。
リングハミは、主に片枝ハミにリングを連結させたハミで、口角と下顎の2箇所で馬を制御します。
2019年11月2日 京都11R ファンタジーS レシステンシア
今回の阪神ジュベナイルフィリーズでは、馬具変更をして2走目のレースでした。
2019年12月8日 阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ レシステンシア
馬具は変更した初戦はもちろんですが、2走目以降にも効力を発揮するケースがあります。
それゆえに、阪神ジュベナイルフィリーズでレシステンシアは激走馬にピックアップされ、「激走の要因」として馬具変更を挙げていました。
レースでできるだけ真っすぐに、そして少しでも速く走るために、陣営は常に馬具を試行錯誤しています。
車に例えるなら、ハンドルの役割を担うのがハミです。ぜひ、馬券術に取り入れてみてください。
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