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2021 JRA競馬 夏季番組の特徴 - 函館12日開催等

ダービー翌週から、来年のダービーに向け例年通り2歳新馬戦がスタート。

既に夏季番組に突入しているが、2012年のダービー12日開催変更以降
はじめての設計ともいうべき、本年の春季番組は東西金杯~千秋楽日本ダービーにかけ、4連続12日開催という事となった。
※春季番組すべてが12日開催下となる。

この春をうけて、今夏の番組設計はこれまでの夏季12日開催を担った
小倉2歳ステークス、新潟記念を千秋楽とした設計は昨年は消え、
本年は新たに8月のエルムステークス、レパードステークスといずれも
ダートG3重賞を千秋楽としたはじめての設計をうけ施行される。
従来の開催日程から約1ヶ月前倒しとなるが、すべてが12日開催下で
施行された春季番組からの流れでは、6月開催がエアーポケットのように
これら12日開催を避けた設計ともいえる。

2021年 非12日開催重賞(春~夏)
鳴尾記念~安田記念→千秋楽/宝塚記念
※安田記念~宝塚記念の間にも函館スプリントステークス、エプソムカップ
ユニコーンステークス、マーメイドステークスと4重賞開催される。

また夏季番組のスタートを切る北海道地区は今回札幌スタートとなり
その余波を受け、2009年以来の「札幌開催」函館スプリントステークスが
行われる。

今夏の代替重賞
阪神→中京 鳴尾記念
函館→札幌 函館スプリントステークス
阪神→小倉 CBC賞
阪神→小倉 プロキシオンステークス
中京→小倉 中京記念

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京都競馬場改修工事の影響で当面の間のラスト開催日となった
昨年の4回京都8日は京都メインレースにリステッド競走の
カシオペアステークス→1着ランブリングアレー(ヴィクトリアマイル2着)

同日の東京開催メインは天皇賞秋となり、年度代表馬アーモンドアイが
8冠を達成し、先日の安田記念を制したダノンキングリーがこの天皇賞秋を
前走歴として、シンガリ12着歴から勝利をもぎとる。

前述した春夏非12日開催下の2つのG1、安田記念の結果からも
宝塚記念ファン投票1位(濃厚)のクロノジェネシスもまた
天皇賞秋出走歴がある点、連対馬2頭(引退した春秋天皇賞馬)
の次点着順=3着として登場することにもこの宝塚記念をうらなう上で
重要なポイントとなりそうである。





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