犬の社会化期で性格が決まる!
犬の『社会化期』という言葉を聞いた事があるかと思います。
具体的に時期とするべき事、しなかったら…等を
書いていきますね。
性格が決まる!
犬の性格を決める要因には大きく分けると3つあります。
①犬種による特性
②親から遺伝的に受け継ぐ気性
③環境
環境の中でも最も大きな影響力を持つのが
社会化期と呼ばれる時期の過ごし方です。
時期はいつ⁇
多少の犬種差や個体差はありますが、
生後約3週令〜12.13週令位までを言います。
この時期は外界からの刺激を受け適応していく事を学ぶ大切な時期です。
仔犬のうちは何に対しても『好奇心』ありますが、成長するにつれ薄れていき『警戒心』が
増していきます。その結果、生後5ヶ月以降から
『無駄吠え』が始まります。
なぜ重要なのか⁇
仔犬達は社会化期の前半を母犬や兄弟犬と過ごす事で、犬同士の会話を身につける事が出来ます。
実際ペットショップで流通してしている多くの仔犬達は生後8週令頃に母犬や兄弟犬と引き離されているので、犬同士のコミュニケーションを学ばないまま家庭に引き取られている事が殆どです。
その為、月齢の近い仔犬同士で触れ合う事がいい刺激になるのです。
社会化期に楽しくいい経験をし、多くの人や犬との触れ合いを持ったかが、仔犬のその後の生涯を左右すると言っても過言ではないです。
《するべき事》
①抱っこ散歩
②人慣れさせる
③家の生活音に慣れさせる
《ポイント》
①焦って無理強いしない
②怒らない
③コミュニケーション必須
④すぐに排除しない
不十分だと…
大事なこの時期に外の世界と遮断させている状態で過ごした仔犬達は、いざ外の世界へ出た時に
大きなショックと恐怖を受ける事になります。
外の世界が怖く常にストレスに晒されている状態に陥ってしまいます。
警戒心が出始めると始めてものに対して柔軟性がなくなり、知らない人や初めて見るもの、初めて聞く音に極端に怯え、逃げ隠れし攻撃的になったりします。
成犬になっても警戒心が強く臆病な子になってしまう可能性があります。
さいご
仔犬の積極性・自己解決能力などを伸ばしていく大切な時期です。
精神的にも肉体的にも急激に成長します。
多くの経験をさせてあげる事で将来起こりうる問題行動が軽減すると言われています。
愛犬のペースで様々な経験をさせてあげましょう。
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