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基礎から学ぶ道具の使い方④~叩く編~

どのご家庭にも少なからず道具・工具の類はあることと思います。
しかし、もしかしたら無意識で間違った使い方をしているかもしれません!
間違った使い方はケガや事故を引き起こす原因となってしまいます。
この記事を通して「正しい使い方」を身に付けていただけたらと思います。
今回は出る釘を打つ、「叩く」工具です(ハンマだけですが)。

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両口玄能

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玄能(玄翁とも書きます)というハンマの一種です。
パッと見はわかりにくいですが、近づいてよく見てみると、実は二つの打撃面に違いがあるんです!
片面は完全に平らなのに対し、もう片面は若干真ん中が膨らんでおり、前者を平面、後者を木殺し面と呼びます。
どのような時に使い分けるかというと……
釘を打ちつけるときに、最後の一振りで木材に丸いカタが残ってしまったことありませんか?
そう、木殺し面は真ん中が膨らんでいるので、このような「最後の一振りから木を守る」という使い方ができるんです!


ネイルハンマ

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片方が釘抜きになっているハンマです。
ご家庭で一番見かけるのもこれではないでしょうか?
画像でもわかる通り非対称な形をしており、ヘッド(打撃を打つ面)側に重心が偏っているため、打つ際にブレにくいという特徴があります。

また、釘を打つ際ですが、最初は釘がブレやすく細かい調整が必要で、中盤以降は釘を打ち進めていくだけのパワーが必要です。
ハンマ全般に言えることですが、釘の打ち始めの時は頭に近い部分を持って弱く、木にしっかり刺さってからは柄の先の方を持って強く打ちましょう!
できる限り垂直に力が加わるように注意しましょうね!


まとめ

いかがだったでしょうか(と言ってもハンマだけでしたが)。
実はこれ以外にも、レンガ用・電工用・鉄工用・音を使った検査用といった用途別の種類があったり、打撃面の素材(ゴム・木材・銅)別の種類があったりします。
それぞれ用途がある程度限定されるので今回は解説しませんでしたが、ハンマひとつとっても実は奥が深いんですよ~
間違えて指を打ったりしないように、安全に最大限の注意をしてよりよい打撃ライフを送りましょう!

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