見出し画像

noteはじめました

はじめまして、灘校アマチュア無線研究部(NAREC)です。
名前にあるアマチュア無線はもちろんのこと、様々な活動を行なっていますのでその紹介をさせていただきます!

電子工作

画像1

中学生はキットなどを使って電子工作のイロハを学びます。
スキルや電磁気学の知識が身についてきた部員は、それらを多分に使いシンセサイザー・電子びっくり箱・テルミンなど、創意工夫を凝らした作品を制作しています。
半田付けのテクニックなどは一朝一夕で身につくものではありませんので、日々研鑽しています。

ロボット

無題

現在多くの部員が「ロボット班」に加入し活動しており、ロボット競技への参加は今最も盛んな活動となっています。
以下は大会での実績です。

RoboCup Singapore Open 2019: Junior Rescue Simulation部門にて1位
RoboCupJunior Japan Open 2019: Rescue Simulation部門にて1位
RoboCup Sydney 2019: Junior Rescue Simulation部門にて2冠
ロボレーブ大阪オープン大会: ラインフォロイングチャレンジにて1,2位
RCJ関西ブロック: Rescue Simulation部門にて1,2位

「ロボット班」は主にロボット競技への参加を主軸としていますが、下の写真のように競技用ロボットとは別に自主的な創作ロボットを制作している部員もいます。

画像3

アマチュア無線

部に名前を冠している通り、アマチュア無線の活動も行なっています。
目立ったものだと春のALLJAと夏のFD(フィールドデーコンテスト)が挙げられます。
ALLJAでは学校にて、FDでは毎年摩耶山の山頂にある掬星台にて泊まり込みの交信をしています。

画像4

写真に載っているものに加えてダイポールアンテナやワイヤーアンテナなども設置しています。

造形

導入した3Dプリンターを用いた造形物の制作、外部の施設を借りた炭酸ガスレーザー加工などに取り組んでいます。
また、はんだアート・アセトンベーパー処理なども試験的に取り組み始めています。

画像6

上の写真は、トポロジー最適化という手法を用いて、より軽量により荷重に強くなるように設計された棚受けです。

画像6

3Dプリンターは出力に丸一日かかることが多いので、夜中でもよく稼働させています。

研究活動

ものづくりにおいて、前提となる基礎知識をしっかりと固め応用的な学問の追求を行うことは非常に重要です。
まず新中学一年・新高校一年には「第三級アマチュア無線技士」の資格取得をタスクとして課しています。
法規は別として、無線工学には制作活動の土台を支える物理学の知識が必須なので入門編としては非常に有効です。
資格を取得した部員は

電磁気学・エレクトロニクス
材料工学・構造力学・連続体力学・機械工学
アルゴリズム・情報科学・サイバネティクス
機械設計・回路設計

など、それぞれの得意分野において研究活動を進めています。

ARDF

ARDFとは、山の中の各所に隠された発信機を受信機を使って探し当てるといういわば宝探しのような競技です。
周波数帯の違いによる特性の差など、突き詰めていくと意外と奥の深い競技です。
下の写真は受信機です。
ARDFはかなり体力を使う競技なので、アマ研は文化部の中でもカロリーの消費量がそこそこ多いです。

図1

まとめ

コロナウイルスによる緊急事態宣言発令で2020年度灘校文化祭の物理的な開催は残念ながら中止となってしまいました。
ということで、なるべく多くの人にアマ研の活動を知ってもらいたいという思いでnoteを始めることにしました。
部誌のデータなどもアップロードする予定なのでお楽しみに!





いいなと思ったら応援しよう!