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昨日の海外マーケット振り返り(7/10) ~レムデシビル期待などで株価上昇~

<株式>

米株は上昇。バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズが買いを集めた。COVID19治療薬としてのレムデシビルが患者の死亡リスクを62%引き下げる可能性があると発表したことが好感された。また、来週からQ2決算が本格化する中で、来週の決算を控える大手銀行を中心に金融株への買いが強まってダウが上げ幅を拡大。そのまま楽観論優勢で引けまで続伸。久しぶりにダウがNASDAQ以上に上昇した日となったが、もちろんNASDAQも上昇し、市場最高値を更新している


<債券>

米金利は2-3bp上昇。東京ーロンドン時間では前日の米30年入札後の強い流れを引き継ぎ、さらにリスクオフムードも加わって金利は一段と低下、10年0.57%、30年1.24%と30年を中心に大きく買われていた。しかしギリアドのニュースが出たあたりから反発、その後は米株が上昇する中で債券売りが加速、久しぶりに強く売られ、結局は前日比+2-3bpの上昇となり、日中の値幅は10年金利で7-8bpと大きく上昇

<為替>

全面的に円高が進行。東京ーロンドン時間のリスクオフが強まった時間帯で円買いが進みドル円は106.65円まで進んだが、その後ギリアドのニュースが出たあたりからは、円買いが後退。それでもドル円はNY引けまで107円に戻すことはできず、106.90円前半で引ける。クロス円も前日比マイナスのまま引けた通貨が多かった


<その他ニュース>


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