Ubuntu 22.04 に WSJT-X v2.6.1 を入れたときに気づいたこと
WSJT-X と rigctl の仲が悪い。
rigctl でIC7300を操作した後WSJT-Xを起動するとhamlibでエラーが出る。
一旦、IC-7300の電源を切ってやると操作できるようになる。
逆もそう。
WSJT-X を使った後、rigctl を使おうとするとhamlibでエラーで出る。
これも一旦、IC-7300の電源を切ってやると操作できるようになる。
USBケーブル1本で繋ぐってどういうこと?
最初、WSJT-XはPCとIC-7300を1本のUSBケーブルを繋ぐだけで運用できると聞いたとき、1本ケーブルに音声データとリグのコントロールデータを乗せると言うことに違和感を感じた。何か特殊な専用デバイスドライバーでも使っているんじゃなかろうか?、だとしたら嫌だな。無線機メーカのサイトを見るとそれ用のドライバとかあるっぽいし。でもググっても仕組みを説明した情報は見つからないな・・・。とか思ったが、実際に接続してみて納得した。標準のシリアルポートデバイスとオーディオデバイスがそれぞれあるだけだった。USBのハブにシリアルポートと音声用のデバイスを繋いでPCに繋いでいるのと同じか。USBのハブがIC-7300に内蔵されていると考えればいいだけじゃん。USBなんだから当たり前の使い方か。
IC-7300のUSBデバイス切断・リセット
hamlibトラブル対応の中で判ったこと。
(1)IC-7300のUSBデバイスは IC-7300の本体の電源を入れ切りしただけではPCとの接続状態は変わらない(音声、シリアル両方ともPCとは切断の状態にならない)
(2)IC-7300のUSBデバイスを切り離すためにはIC-7300の本体の電源ケーブルを外さないとだめ。USBケーブルを引っこ抜いたほうが手軽か。
(3)IC-7300の本体電源を切るだけでもhamlibエラーが解消されることがある。(まずはこれをやってみる)
(4)IC-7300のhamlibドラブルでググってみると、IC-7300本体の設定で「CI-V USBエコーバック」ON/OFFの情報がいくつか出てくる。手持ちの設備でrigctlを使って確認したところ、このON/OFFでは動作は変わらなかった。CI-Vはハード的に半二重なのでエコーバックはONが正解のような気がするが、ココらへんはhamlib側で対応しているのがもしれない。ただ、今回の導入時にそれまで動かなかったWSJT-Xのhamlib制御がここのON/OFFをいじったら突然動きだした(このときは嬉しかった!)ことを経験したので、何かhamlibでトラブったときはこのON/OFFをいじってみるのも良いかもしれない。その後はこのON/OFF設定に関係なくWSJT-Xのhamlib制御は問題なくできている。
CQRLOG 2.5.2 と mysql 8.0.32 をつなぐ
Ubuntu 22.04 に CQRLOG を apt でインストールした。
それで起動してみたのだがデーターベースと繋がらないとかで先に進まない。どうもCQRLOGは標準ではMariaDBを使っているようだ。
でも私はMySQLでの財産があり、MariaDBは使えないので対応方法を探したら下記にあった。
https://www.cqrlog.com/node/3403
Port:を"3306"に書き換えればMySQLとつながる。