レベル分けされた英語の本について
レベル分けされた本はいろいろあって、よく見かけるのが、1〜5にレベル分けされた本かと思います。
しかし、レベル1と書かれた本は実際には結構難しくて、英語を学び始めた人がすらすら読めるようなものではないことがほとんどです。
レベル1の見本。おさるのジョージと、恐竜についての本。
レベル1の本は、単語も難しく、ページあたりの行数も多く、ページ 数も多いのです。
また、恐竜の本よりもおさるのジョージの方が明らかに簡単な単語しか出てきていません。出版社によって、同じレベル1でも、難易度にかなり偏りがあるようです。
そこで、実際のキンダーガーテンや小学校では、レベル1より前の段階のレベル(A~D)から用意されているより細かくA~Zにレベル分けされた本を、は生徒の読書レベルをみるのに活用しているようです。
見本を載せますので、上のレベル1と比べてみてください。
レベルA
各ページ1行だけ。繰り返しの文の中の、1つの単語だけがページごとに入れ替わります。
レベルB
各ページ2行。繰り返しの文の中の、1つの単語だけがページごとに入れ替わります。
レベルC
3行になります。ページごとに真ん中の行の、2つの単語だけが入れ替わります。
レベルD
2行ずつですが、文章にバリエーションが出てきます。
レベルDがすらすら読めるようになると、だんだん、レベル1の本が読めるようになってきます。
これらのA~Zのレベル分けされた本は、アメリカの学校や図書館では大抵どこでも置いてありますし、ネットでも簡単に購入できます。この記事の下に、日本のアマゾンのリンクを貼っておきます。
これらの本も、ノンフィクションから童話のようなものまで、それぞれのレベルでいろんな内容のものがあります。
自分のレベルにあった本の探し方
読書の練習として本を読むときは、1ページにわからない単語が2、3個あるくらいの本を探してみてください。
じぶんにあったほんで、えいごをよむれんしゅうをしよう!
1ページに、1つわからないたんご=かんたん
1ページに、2、3つわからないたんご=ちょうどいい!
1ページに、4つ以上わからないたんご=むずかしい
実際には、A~Zとついていても、例えば、DなのにCより簡単な本があったりします。A~Zのレベル分けはあくまで目安で、自分の子供のレベルが例えばDだと思ったら、C~Eくらいの本を探してあげる、という感じが良いとのことです。
読書アプリ
デジタル版のA~Zまでレベル分けした本が読めるアプリもあり、コロナ禍では多くのアメリカの学校がアプリを購入し、子供たちにアカウントを提供しています。
こちら↓のアプリは息子も学校でも使っていますが、使いやすいし、良い本がたくさんあるように思いました。
その他、必らずしもA-Zでレベル分けされてないかもしれませんが、値段も安価な読書アプリもいっぱいあるようです。
英語のリーディングとライティングの勉強法については、下記のリンクを参考にしてみてください。