不要になったプラスチックパレットの処分方法3選
こんにちは。日本パレットレンタル株式会社(以下、JPR)広報部の吉野です。
酷暑だったこの夏も過ぎ、過ごしやすくなりましたね。
季節が変わるごとに発生する、私の苦手な作業【№1:衣替え】がやってきます。毎回大量の服と睨めっこしながら、捨てるのはもったいない?リサイクルに持っていくにはちょっと…?と時間ばかり過ぎていきます。
さて、今回は不要になったプラスチックパレットの対処法についてご紹介します。
物流2024年問題を背景に、レンタルパレットの導入をご検討される企業さまも多いのではないでしょうか。
自社所有のパレットからレンタルパレットへ切り替える場合は、自社パレットの処分についても課題になります。
不要プラ処分3つの方法
その1:産業廃棄物として処分する
パレットを廃棄する場合は、産業廃棄物処理業者へ依頼をすれば、回収・廃棄が可能です。
以下のポイントを確認しましょう。
自治体による許可を得た産業廃棄物処理業者へ依頼すること
万が一、処分の許可を得ていない先に依頼をし、そこが不法投棄を行った場合は、依頼者の責任が問われる可能性があります。信頼できる業者選定を行いましょう。
産業廃棄物処理事業振興財団のサイトから産業廃棄物処理業者の検索ができます。優良認定業者に依頼することも効果的ですね。マニフェストの交付
委託した産業廃棄物が適正に最終処分されたことを確認するマニュフェストの交付が必要です。委託先に廃棄物を引き渡したから手続き完了ではありません。廃棄物処理法3条に定められる排出事業者責任の考え方により、処理を委託した場合であっても、依頼者は責任をもって最終処分されたことを確認する義務があります。廃棄費用を確認すること
廃棄物の回収・廃棄処分には費用が発生します。事前に見積を取得し、どの作業にいくらかかるのか確認をしてください。
廃棄としてパレットを処分するには、費用が発生する点や環境への配慮という面ではデメリットが多くなりそうです。
その2:中古として売却する
サイズ・品質の一定条件はありますが、買い手が見つかれば好条件で売ることができます。「状態が良い」「まとまった枚数」、JPRでのお客さまの傾向としては「11型サイズ」が人気です。
売買成立後に「こんなに破損があるとは知らなかった」などのトラブルがおきがちです。事前に品質認識に相違がないか確認を取り合うことが大切です。
その3:再生原料として売却する
「産廃処理するのに費用がかさむ…」「中古売却するには割れ欠けが多い…」そんな時でも、再生原料として売却できる場合があります。
パレットの汚れがひどい場合は難しいですが、割れ・欠けがあっても大丈夫。環境負荷の低減にも貢献できます。
<JPRへご相談いただく場合の買い取り条件>
JPRでは、ポリエチレン(PE)とポリプロピレン(PP)製のパレットの買取をしています。
容器包装リサイクル原料を含むものや海外製のパレットは買い取りできません。鉄心入りやボルト締めタイプの買取はしていません。
買い取り後は、材質選別や付着物除去、粉砕をしてペレットにし、再び原料に生まれ変わります。
回収時の運賃が別途発生するため、なるべくまとまった枚数での売却が望ましいです。(11型プラスチックパレットの場合、10t車 240枚、4t車100~150枚度が目安です)
※パレットだけではなく、オリコンやばんじゅうなどのプラスチック製品も買い取り出来る場合がございます。
状態や数量によって適正な方法を見つけてみてはいかがでしょうか。
不要なパレットの処分など、お困りごとはJPRへご相談ください♪