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今話題の「XROP(クロップ)」とは!?

こんにちは。日本パレットレンタル株式会社(以下、JPR)広報部の吉岡です。いつもnoteをご覧いただき、ありがとうございます。本日は、レンタルパレットのサービス基盤「X-Rental(クロスレンタル)オープンプラットフォーム」(以下、XROP:クロップ)についてご紹介させていただきます。
 
現在、物流業界は「2024年問題」に直面しており、特にトラックドライバー不足が深刻な問題になっています。この問題に対し、パレットの効率的な運用が解決策として注目されています。
 
JPRとユーピーアール株式会社(以下、upr)は、標準化されたパレットを共有するレンタルの仕組み「XROP」を5月7日から本格的に運用開始しました。「XROP」は、物流容器を循環利用するために「IT」「人的サポート」「ロジスティクス」の機能を共通化した基盤で、複数の企業での利用が可能です。「XROP」の具体的なサービスは、共通IT基盤「X-Web(クロスウェブ)」、問い合わせ対応を行う「X-Support(クロスサポート)」、物流容器の回収や納品、貸し出し、返却、保管、メンテナンスを行う「X-Logi(クロスロジ)」の三つです。

  • X-Web(クロスウェブ):物流容器を管理するWebアプリケーションサービス。共通の拠点マスタとユーザーIDを使用し、さまざまなソリューションと連携できます

  • X-Support(クロスサポート):X-Webの利用方法などに関する問い合わせ対応サービスです

  • X-Logi(クロスロジ):物流容器の回収や納品の運送サービス、貸し出し・返却・保管・メンテナンスなどのデポサービスです

国土交通省は6月28日(金)、「官民物流標準化懇談会 パレット標準化推進分科会」の最終とりまとめを公表しました。ザックリ要約すると、「パレットの統一規格を策定し、物流効率化を進めます」とのことです。これにより、パレットの統一が進み、積み替え作業の効率が向上すると考えられます。パレットを使った輸送は、トラックドライバーの労働時間短縮や作業の省人化に寄与し、物流全体の効率化に繋がります。
 
物流業界の効率化が求められる背景には、労働力不足や環境への配慮があります。従来の使い捨てパレットはコストが高く、環境負荷も大きいため、繰り返し使用できるレンタルパレットを活用することが求められています。JPRとuprは、物流業界全体でのパレット利用の効率化と持続可能な物流の実現を目指し、「XROP」の開発に取り組みました。「XROP」を導入することで、複数の企業が同じパレットを効率的に管理できるようになり、現場の管理負担も軽減されると期待されています。
 
7月1日(月)、「IoT NEWS」(運営:株式会社アールジーン)にJPRとuprの「XROP」に関する対談記事が掲載されました! こちらからご覧ください。
 
「物流2024年問題」への対応策としてレンタルパレットサービスをお考え中の皆さま。ぜひ、「XROP」をご検討ください。また、JPRでは「2024年問題特設サイト」を開設しています。お時間があるときに、ちょっとのぞいていいただけるとうれしいです♪
 
「XROP」のリリースはこちらから