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作曲家 篠田昌伸 特別寄稿:『言語ジャック』音楽化をめぐって
今月あたまに日本へ帰った際、思いがけず作曲家の篠田昌伸さんとお会いする機会を得ました。彼は僕の詩集『言語ジャック』を一時間近い合唱曲の大作に仕上げてくださったのですが、今回は野村喜和夫さんの詩にも作曲をされたとのこと。そのお二人の公開対談の席へ、ミュンヘンから羽田に着いたその足で駆け参じたという次第。それからしばらくしてミュンヘンへ戻ってくると、篠田さんから合唱曲『言語ジャック』のメイキング版とも言える丁寧な解説が届きました。こちらの jpr Essayマガジンからご覧ください。
ちなみに野村さんと篠田さんの公開対談の模様は、詩と音楽の雑誌「洪水」の池田康さんが放つ新しい雑誌に掲載されるとのこと。
また来たる12月14日には東京文化会館にて『言語ジャック』の再演も予定されています。篠田さんの解説文と合わせて、ぜひお楽しみください。