Juventusの財務状況について翻訳 from Swiss Ramble(@SwissRamble)
給与の粉飾等、法的そして技術的/会計的な疑惑の渦中にあるJuventus社長のAnfrea Agnelli氏を含むボードメンバーが辞任するという衝撃的なニュースが、ワールドカップの裏側で飛び込んできました。この騒動は、2019/20および2020/21のCovidパンデミックにおける選手の給与とローヤルティボーナスに関連するもののようです。
独立した専門家によるレビューでは、会計上の手当てとして、「適応可能な会計ルールによって認められた損失」を使用したと結論づけていますが、今ではもう少し慎重な方法で対応すべきだったと考えていそうです。
Juventusは過去3シーズンの財務報告を再度行うことになりそうで、膨れ上がった費用と損失が計上されることになるでしょう。
Juventusは2021/22で既に €254m もの税引き後損失を計上しており、これはイタリアで最大です。
財務報告修正前にも関わらず、直近3シーズンのJuventusの税引き後損失は €500m を超えている状況です。
クリスティアーノ・ロナウドを前夏に放出しているにも関わらず、Juventusの給与額は、2021/22シーズンで €352m へと急激に増加しており、、こちらもイタリアにおける最高額です。
修正された財務報告ではこの値はさらに上振れするとみられています。
続報が待たれますが、Juventusボードメンバーの辞任と移籍金及び選手評価額の粉飾についての捜査とは関連はなさそうです。しかし、捜査は以前継続中です。
もし、Juventusが財務的に難しい状況にあるならば、彼らがヨーロッパスーパーリーグ構想への参加を諦めていないことに驚きはなく、Agnelliの語る、フットボールにおける財務状況の不安定さを今回の騒動が示した形となります。
さらに詳細なJuventusの財務における問題は、Swiss Rambleさんの以下のツイートを参照してください。
以上です。お読みいただきありがとうございました。