第19期大分リーグ ~初配信を終えて②~
「ハイ!南2局1本場・・・
ドラは~服部~」
「え?」
ドラは服部?(;'∀')
服部はドラドラ
(彩乃よ、すっかり腕上げたな・・・)
この日一番の笑いが生まれた
最終戦が始まり、南2局でこの痛烈な弾道ミサイルをぶち込んできおった
※5時間38分あたりです
彩乃「どうよ」
私「すげーよw」
そんな言葉が彼女から聞こえてきそうな写真をみつけた
とっておきの武器をこの、タイミングで放り込んできおった
次回の実況もやはり吉田彩乃にお願いしたいところだが、本人スケジュールが合えば選手としても出たいようである
その時は、実況は誰にお願いしよか・・・
ドラは服部
服部ドラドラ
もう一度言おう※5時間38分あたり
さてさて、記事に書いてもすっかり話題をさらってしまいそうだが、主役は、対局者
3回戦に話を戻そう
数々のタイトル獲得の経験もある岩村が、優勝に対して残り2回戦の道のりを簡単に外すとは思えないだけに、追いかける3者の攻めに強烈なものがもとめられる
3回戦、難なく東3局の岩村の親番を迎えた
北家の下山の配牌
お世辞にも良いとは言えない
ただ、岩村の親番
何とかしなければならない
親の上家なので、速度感や手牌の読みを取り入れながら進めていきたいところ
これを、絶好の發とはいえないが、この發がすぐに岩村から鳴くことができ、丁寧に進めていき聴牌
西家の服部も3巡目
ここから、ホンイツを見ながらゆっくりの進行がうまくいき
岩村の押し返しの前に、値千金の2000.3900のツモアガリで親被りさせることに成功
この二人もまた、決勝戦の闘い方を知っている
前日、現海峡位は青いオーラをまとい調整していた
初の公式対局の映像配信、ここまで成長した姿を視聴者にしっかり見せつけてくれている
頑固なところがあるが、オリジナリティを見つめなおし自身を強くするために様々なことへ挑戦している服部
この決勝でも苦しい展開が続くが離されないように
トータルトップ目に楽をさせず、ピタリとマークする形を作っていく
しかしながら、岩村は慌てることなく局面の冷静に見極め、打点も見切り局を進めていく
服部の好機をしっかり捕らえる仕掛け
この③が岩村に捕まる
三色同順を追いかけた服部
手役を落とさない見事な手順ではあったが、結果はなかなか辛いし重たい
本当に隙が無い岩村の見事な判断でのさばきが決まり、このまま進んでいくかに思えたが
ここで次に待ったをかけたのが
開始前のインタビューで
19期の皇帝位として、19期大分リーグもライアンが!
と言い放った下山である
前日の下山
南3局、親岩村の場面で、先制リーチを放つ
対する、岩村は前巡にすでにドラを重ね七対子を聴牌
これが決まれば、決定打になりかねるような高打点の聴牌
しかし、燃え滾る下山から放たれたリーチに一発で掴んだ4に下山の手が倒される
岩村にとっては、放銃したとしてもまだ立て直せばいいだけの話で、それよりも決定打が作られた以上の勝負
七対子という待ちの少なさもあるが、自身が照準を定めた待ち取りでもある
番手の下山が追随したことでポイント差が一気に縮まり、最終戦に臨みをつなぐ形となった
最終戦が始まる前の各選手のポイント状況
岩村と、下山の得点差は300点
着順差で変わる
高田は特大トップ
服部は高田以外がトップでなければトップ
いずれにしても大きめの加点が必要な状況だ
東2局 親服部
優勝へ向けて絶対トップが必要なだけに高打点の先制リーチを選択
これに、立ち向かったのが高田
あきらめて、たまるか!といわんばかりに親に追いかけリーチ!
ここまで、なかなかアガリに結びつかず苦戦を強いられていた高田が見事に高めをツモアガリする
「決勝戦開始前、瞑想し対局へ向かう高田」
実は、大分リーグ決勝は複数回残っているのだが、私の記憶が曖昧で間違ったお知らせをしてしまった
放送中にも報告しましたが、ここでもお伝えします。高田さん本当に申し訳ございませんでした
高田さんと知り合ったのが、もう十数年前
お店にお客様として、来店してくださっているころ、よく同卓して
「Vさんをやっつけにきた」「Vさんに勝ちたい」と私に対して言ってくれていたのを覚えている(Vさんとはバイキングを略した私の彼からの呼称)
ある日、お店で対局をするのにデスノート(モチーフにされたノート)を持ってきた日があった
麻雀の記録を取っているようだった
研究熱心でマメな人だ
ちょっと聞いてみたかったので聞いてみた
「そのノート、やっぱりデスノートだけあって、倒したい相手とかも書いてるんですか?」と冗談がてら聞いてみた
高田さんは冗談は通じるほうで、冗談で返してくると思いきや
「もちろん」
「じゃあ、私の名前も?」
「当然、先頭に書いてる」
(・・・)そういえば、今回のリーグ戦もよく対戦した
予選でもプレーオフでも私の成績を自身がおわるとチェックに来る(;'∀')
そして今回のプレーオフでデスされたw直対ではなかったがw
高田さんとしては、私を直対で倒して優勝がストーリーだったのかもしれない
今回の決勝は3回戦までは振るわなかったが最後まであきらめない姿勢こそみせるが、強敵3人相手にはなかなか届かない壁だった
次回以降にまた期待したいし、次は決勝で戦いましょう!とお伝えしたい
次回「ついに決着!激戦を制したのは…」
近日公開(③をおまちください)
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