第19期大分リーグ ~初配信を終えて①~
まず、こちらをアクセスしていただいた方
こんにちは!チーム大分のバイキング塚本です
このノートでは、記録を残すためのものと、振り返りをメインに
あまり、だらだらならないよう気を付けながら新鮮なうちに
(といってもだいたい、長くなってしまうでしょうが(;'∀'))
とりあえず、少し見やすくなるかな?ということもあるので、2回に分ける予定で掲載してみたいと思います。お付き合いください
まず、今回は新型コロナウィルスの感染拡大がなかなか冷めやらぬ状況でしたが、少数精鋭のスタッフにて陰性確認後の放送対局となりましたことを冒頭にお知らせしておきたいと思います
放送でもお知らせしましたが、大分リーグは私(塚本)下山、矢野、柿添、スカルリーパーA-jiの5名のプロを中心として半年に一度のクールでプロアマ混合でリーグ戦を行っております
各回の予選は、毎回抽選をおこなって卓組をおこなうのですが
プロとアマチュアが均等に分かれるようなシステムを作っております
※次回から、最終節とその前の節は暫定順位順の卓組予定
他県からのプロアマの競技麻雀熱の高い選手の参加が多く、近年ではAリーガーが多数参加するリーグ戦となってきました
ここまで、大分が盛り上がってきたのも、事務局の(下山、柿添、矢野)が中心となり、いろんな角度からの意見を出し合い本気で向き合ってきたからでもあるかな?と思っています
「割となんでも言える」という関係性を作っていたいと思うのが理想ではありますが、おかげで、よく口論にまで発展しちゃいます(;'∀')
(私が速球派すぎるのかもしれませんが・・・)
運営陣が懸命だと知恵が出ると思っていますし、参加される皆さんも楽しいはずだ!という活動理念を抱きつつ「競技麻雀」というカテゴリーを、今後も盛り上げていきたいと思いますので、参加を検討されている方はぜひ一度は前向きに、検討していただきたいものです
全国各地あらゆるところに【競技麻雀】をやっている場所があります
大分近隣の皆様でなくても、きっとどこも楽しい場所があると思います
ぜひ覗いてみてくださいね!
そこには、真剣勝負の熱い場所と、楽しい世界が拡がっていますから!
さて、本題の決勝戦へ
緊張感が漂うなか、対局が始まる前
選手による牌チェックから、その後初配信なので少しリハーサルをしました
リハーサルの5分間、実は私一言もしゃべれず浜上さんのマシンガントークが止まないの(;^ω^)
終わった後、「ちょっと振ってくださいよ~」と浜上さんに言いましたが、そう言っているだけで、実はモニターに目が追い付かない(;'∀')慣れん(# ゚Д゚)
おいおい、これやばいんじゃないか?と焦ったのはここだけの話です(*_*;
さて、いざ決勝戦が開始
開局から高打点が飛び交います
実際の対局は下記をクリックしてご覧ください
服部が、親のリーチに対して無筋を連打
ビシッっと勝負していきます
九州本部のAリーガーで山口県で行われている海峡リーグの現海峡位、服部が大分リーグ優勝へ向け好発進
その後、下山がアガリを重ね、オーラストップ目で迎えたのだが、岩村が7本場まで積む連荘
この連荘、ほとんどがアガリであり、その鳴き、手順、相手へのけん制がお見事でぜひご覧いただきたい
動画の57分あたり
一回戦は岩村と下山の2人浮きでオーラスの親番で一気に攻め上げた岩村が逆転トップで終了
2回戦は、開始から下山、服部がアガリを重ね1回戦ラスの高田が苦しい展開
岩村は下山服部の攻めを冷静に受けながら東3局
配牌
八八八九③③④⑦⑦⑨1中中 ツモ⑨ ドラ⑤
第1ツモ⑨→1
第2ツモ6
ここで④とする
八八八九③③④⑦⑦⑨⑨中中 ツモ6 ドラ⑤
対子手、刻子手を目指して進める。ドラが⑤なので持ってきたら七対子を見る一打
「おおお第2打④」
解説の浜上も詳しく説明したが、③待ちもぼけやすい
浜上は、③が後に切られやすいといっていたが、まさにそうで67の手出しがさらに切りやすくさせている
序盤にドラ表示牌が切られるケース
実は限定されていることが多くて、手役を明確に目指しているか、ドラが固まっているケースが圧倒的に多い
手役だと、変則手が主で疑ってかかると読みやすいわけだが、ここで上記の画像の4巡目から6を切り出し、すぐに中を鳴き7切りとする。
この両面ターツ払いが、ドラが固まっているケースのペン③待ちを否定している。(両面待ちの58より待ちが少ないため)
さらには、手役のケースだとチャンタのケースで打点はいかほどか?
役役ペン③で5200が最大評価といったところで、相手としては③に対してのケアは下がりそうだ。
ただ、これ⑥と③の比較は大差がなさそうだったのは、この後岩村は⑨もポンすることができたためである。
これは、同じようにドラが固まっているケースのターツ選択で⑥⑨待ち選択を否定されたことから。
間⑥待ちも考えられない。
序盤から手役を匂わせる打牌としているのであるにせよ、ここでの服部の③止めが光った!⑥とスライド(入れ替えた)させたのだ
「攻撃よりのバランス型」を目指すという服部が見せた一面
この一打に、実況解説は沸いた
吉田「天才?」
浜上「これ、すごい!!」「僕は③打っちゃう!」
私はその時、よく知っている服部の選択に驚いてた。
ただ、(⑥のほうが安全度は高く見えるけどなぁ~)と思っていたのが上記の理由
③と⑥の危険度は④の序盤のドラが固まっているケースじゃないと考えた時③のほうが危ないようにみえてしまう。
まぁ同じように⑥が対子になっているケースも大いにあるので何ともいえないが・・・
だとしたら67④⑥⑥⑨⑨中中×××××から④切ったわけかぁ~とか思ったりして・・・七対子からの移行?ってなるのかなぁとか…ゴニョゴニョ
解説していると、先に進んでしまう
長考ができない(;'∀')
しかしながら、放送をもう一度巻き戻してみよう
この④切りの岩村の選択の速さを見てほしい
この人のスキルの高さがすぐわかる。この日隙が無いと表現することが多かったが、やはりRMUにいた頃に獲得したタイトルの多さが物語っている
この決勝に立っていないことの悔しさがまた垣間見える
しかし、その後ここまで苦しんでいた高田が親で値千金の5800を岩村からあがる
わずかに、解けたチャンスを手放したくないところだが、難しい手牌と相手の動きに親番といえど受けに回らされることになる
下山、服部の萬子一色手に対し
岩村が、聴牌とらずから高打点狙いに切り替え、聴牌
勝負に打って出る
この判断が、見事実を結ぶ
3000.6000 ツモ
優勝を意識するアガリになったと岩村がいうだけあり、自らの放銃後、リカバリーの速さで、全員をごぼう抜き
その後は服部が下山からアガリ浮きへ、岩村も得点を伸ばし連勝をかざり優勝へむけ連勝したものの、下山、服部も浮きで終わり芽を残す形で3回戦へ折り返した
対する高田は親番での痛恨の親被りが響き、オーラスは下山に満貫を放銃する結果となってしまい、一人沈みと後がない苦しい状況となってしまった
第19期大分リーグ決勝~初配信を終えて②~ につづく
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