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#10 旅するように生活する 理想の多拠点生活2020年

新しい土地へ

緊急宣言が発令されてからStay Homeの要請に従い家におりましたが、落ち着いてきたので新しい生活拠点を求めて山形県鶴田市までやって参りました。

滞在することになった庄内平野は多くの河川が流れる肥沃な土地で、見渡す限り田んぼが広がっている日本でも有数の穀倉地帯だそうです。沿岸部に位置しているせいか風は強めですが、広々と開放感溢れる地域です。

あいにく梅雨がまだ空けておらず、ジトジトとスッキリしない天候が続いてましたが少しの晴れ間を見て、鶴ヶ岡城址公園(鶴岡公園)に散策に行ったりしました。

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と早速のんびりプチ観光をしてきましたが、お世話になる農家、ではなくバイオベンチャー企業で働くことになったので色々と勉強していかねばならず、あまりまったりゆったりはできません。

そもそも多拠点生活をするだけであれば、あえて直接生産者さんと一緒に働きながら生活をしなくても、今ならADDressといった定額住み放題なサービスがあり好きなところに住みながら生活が送れます。

生産者と共に仕事をするということ

他にも古民家やレンタル別荘などに滞在しながら旅する様に生活することも理想的に見えるかもしれません。実際youtubeなどでその様なライフスタイルを撮影・公開している方もおります。

動画で視聴する分には随分羨ましい生活の様に見えますが、実際のところ人とあまり関わらない生活をしていてもあまり進歩がなく、楽しくもありません。少なくとも私の場合はそうでした。

人は環境に左右され様々な要素から刺激を受けますが、私にとって一番確実なのは人に出会うことであり、そのためには新しい環境に出て、見知らぬ人々と暮らすことでした。

そのような環境は実は私にとって居心地は悪いです。恐らく多くの人にとって馴染みのない人々、見知らぬ土地での生活は最初は心地いいものより不安の方が大きいのではないでしょうか。

それでも新しい環境に身を置くことは刺激や学び、そして緊張感があり自分のような怠け者にとってまたとない成長の場となっている気がします。そしてその様な生活を楽しんでいる自分もいます。

関わり合いを増やす

前回の茨城の田舎滞在では私を息子のように接してくれるお婆さんにも会い、いまだに時々電話で連絡を取り合っています。またそこでお世話になった小さな農園を運営されている夫婦も良い人たちでした。鶏舎を移設したがっていたので、機会があればまた手伝いに行きたいものです。

今回は滞在会社ではIT業務がメインなのですが、これからも自分が持っているものを惜しまず提供して相手に信頼してもらい、小さなコミュニティを構築し、関わり合いを増やしていけるような生活を送っていければと思っています。


そして一つ滞在が終わったらまた見知らぬ土地へ。


田舎暮らしに興味がある方。楽しく自分らしい生活を送ってみたい方に役立てつ情報を金銭といった現実的な観点からも発信していきます