#09 「生活のルーティンワーク作り」 誰でもできる 理想の多拠点生活 2020年最新
※日々の暮らしは口語体で記していきます。
経糸は運命
織物の世界では
経糸は運命。緯糸は生き方
という言葉もあるようだが、日々決まったことを継続的に行っていくことと、新しく何かを始めたり学んだりする生活はとても大事だと思う。新しい環境でしばらく仕事を見ているうちに流れが大体理解できてので作業をまとめてみた。
ルーティンワーク化
午前中は鶏のエサ作りと餌やり、卵を店頭に置く状態にするための卵磨き、豆の選別、配送と行った内容が多いのでこれらを主に手伝い、状況に応じて他の様々なことも手伝うことになった。
まったり〜村では卵を洋菓子店や道の駅などに卸しているが良い卵を産むために餌は拘っており、小麦、糠、おから、魚粉、胡麻、蠣殻、昆布など全部で7種類+αのブレンドを餌にしている。これを配分よく混ぜるのだが小麦はそのまま出しても消化しきれないので機械にかけて粉にしてから混ぜていく。
これがきつい。いやもう大変である。
毎回こんな事言って我ながら大丈夫か不安になってくるが、これでも昔に比べたらだいぶ楽になっているのだということが分かる。農業を少し手伝うと毎回痛感するのが
昔の人は大変だった。
ということだ。頭では分かっていても実際に体感すると身に染みて理解できる。賢者は本に学び、愚者は体験から学ぶという言葉もあるようだが、本当に理解するのは自ら体感するしかないと思う。
Give
逆の立場で考えると農家に外部から人間が多少関わることで新しい発想やアイデアが生まれることもある。
関わりあいになっている受入先は二人だけの小規模農園だが、仕事の配分を見える化することでコストを見たいという希望があったのでAppSheetというGoogleのノンコーディングでアプリを構築できるサービスを使ってアプリを作ってみた。
よく言われる対人関係の築き方としてギブアンドテイクの精神があげられるように相手に何かを期待するのであればギブの考え方はとても重要だ。ただ田舎との関わりあいとの築き方としては私はギブギブの精神で通すことにしている。自分が持っている知識や情報、見聞など惜しみなく提供していく考えである。
情報提供だけでなく手を動かして生産性をあげたり売上を向上させたりといった相手の利益になることを提供していけば基本どんな受け入れ先とも良い関係が構築できるのではないかと思いますが如何でしょう。
現在関わりあいの田舎は一箇所だが、複数の田舎拠点での生活スタイルを構築していければ好きな時に、好きな場所で、気の合う人々と生活が送れるようになる。
そんな理想の生活が送れるよう先ずは鶏さんたちの餌をしっかり作って差し上げねば。。
田舎暮らしに興味がある方。楽しく自分らしい生活を送ってみたい方に役立てつ情報を金銭といった現実的な観点からも発信していきます