JPBV対話会「2024年はウェルビーイング金融元年〜心の幸福によりそう金融へのシフト」が開催されました。
はじめまして、籾井 さやです。JPBVの事務局をお手伝いすることになりました。この場で学びながら成長していけることを楽しみにしています。
さて、2024年2月19日、第一勧業信用組合本店をお借りしたリアルとオンラインのハイブリッド対話イベントが開催されました。
ゲストにファイナンシャル・セラピストの富士見ユキオさん、教育や事業の場でウェルビーイングを中心とした取り組みを幅広く行なっている保井 俊之さんをゲストにお迎えし、「2024年はウェルビーイング金融元年〜心の幸福によりそう金融へのシフト」をテーマに対話が行われました。
保井さんからは、まずウェルビーイングとは何か、なぜ重要なのか、また、教育現場や国内外での動向がシェアされました。その上で、ウェルビーイングなお金のあり方である地域通貨を例にウェルビーイングをテクノロジー(お金)で加速する研究のお話がありました。
富士見さんと岸原さんからは、ヒューマンビーイング(人間関係)を重要と位置づけ、コンパッション(愛着)も大切な要素であるするウェルビーイングのお話がありました。その中で、アタッチメントセオリー(愛着理論)の2つのタイプと4つのスタイルを通じた、ウェルビーイングを向上させるための対話する金融のアプローチが紹介されました。
特に金融の現場で働くメンバーの興味は強く、
-ウェルビーイング社会実現のために金融機関が期待される働き
-実践する現場が持つ課題や疑問
-お客さまや同僚とよりよい関係を作るための環境づくり
-日本で金融とITをつなげるためにできることは何か
など、時間がまったく足りない中で密度の濃い活発な対話が繰り広げられました。
お客さまや同僚、金融機関を幸せにするためにお金を使ってできることは何か。今後も絶え間ない学びと対話、実践を積み重ねていきたい課題です。