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我慢することは大事?

こんにちは。
JPB株式会社の行光(ユキミツ)です。


JPB株式会社とは?

まずは、JPB株式会社を紹介させていただきます。JPB株式会社は、2023年8月に設立し、JPB動物病院グループや老犬ホームスマイルフラワーの運営をはじめとした様々な事業を行っています。スタッフ全員の「想いを、実現する」ことで、私たちはより良い世の中を創造していきます。

我慢は必要?

今年のパリオリンピック・パラリンピックも終わり、日本人選手の活躍からとても勇気をもらえました。今回も選手それぞれに様々な物語がありましたが、どの選手も言葉には表せないほどの努力をして4年に1回の大舞台に臨んでいることにとても感服します。気づけば、オリンピックに出場している選手が私よりも年下ばかりになり、あと何回見ることができるかなあと、ここ数年はできるだけ見るようにしています。
さて、今回は「我慢」についてお話ですが、オリンピックに出場するアスリートはこの大舞台に向けて誰よりも努力して、そして誰よりもしんどい思いをしてきていると思います。
では、私自身をみてみると、どちらかといえば我慢強い方だと感じていますが、我慢できないことも沢山あります。例えば、待ち時間の長いものは非常に苦手です。人気の飲食店にはほぼ並んだことがありませんし、遊園地のアトラクションにも極力並びません。また、渋滞は特に苦手で、できるだけ渋滞にはまらないようにスケジュールします。このように、我慢することはとてもストレスになりますので、なるべく我慢しない状況を自分で作るようにしています。

その我慢は自制心か?

我慢と自制心は似ているようで違うものであると感じます。我慢とは、自分の意思に反して押さえつけられているもの、自制心は、自分の意思で押さえ込んでいるものです。つまり、「自分の意思で」行っているかどうかがとても大事な分かれ目です。先述したトップアスリートたちは、「金メダルをとる」、「その競技の楽しみを一人でも多くの人へ伝える」など明確な目的や目標をもって取り組んでいます。そのため、アスリートたちに辛いことが起こったとしても、それは目的や目標を成し遂げるために必ずしも通過しなければならない道であり、「我慢」ではなく、「自制心」であると考えられます。

「我慢」が発生しやすい状況

仕事において我慢することはあまりよくないと私は考えています。ただ、先述したようにそれが自分の成し遂げたい目的や目標のためであれば、我慢するべきであると思います。この状況では、すでに「我慢」ではなく、「自制心」となっているからです。以下のような事象が起こった時、我慢が発生しやすいと考えています。

・任されている仕事の目的や目標が見えない
・むやみに色んな仕事を引き受けてしまった

このような事象が起こる場合、会社側の仕組みも原因となっていることが多く、経営という仕事に携わってからの経験を振り返ってみると、私自身も日々改善していかなければならないと痛感しております。

自制心を育むために

では、自制心を育むために何が必要なのか?ということですが、「自分の意思で」我慢できるかどうかが肝になります。では、そもそも自分の意思ってなんだろうと迷う方もいるかもしれません。そんな時に重要になることが自己分析です

・元々なぜ自分はこの仕事を選んだのだろうか?
・自分のなれる理想像はどこにあるのか?
・その理想像はどうすれば実現可能なのか?

この辺りを整理しておかなければなりません。もし就職前であれば、できれば就職先を決める前に、その就職先で成し遂げることができるのかも合わせて確認することを推奨します。すでに働いているのであれば、違和感を感じた時にしっかり自己分析を行い、現状を整理するべきであると感じます。もしかしたら転職を選ぶ選択肢も出てくるかもしれませんが、転職を繰り返すと逃げ癖や負け癖がついてしまうこともあるので、自己分析を徹底した上で慎重に選ぶべきです。
JPB株式会社は「想いを、実現する」というステイトメントを掲げています。そして、大事なvalueの1つとして「初心を忘れない」という価値観があります。一見すると、簡単な文言に見えますが、上記の自己分析をする際に基軸となる2つです。初心を忘れないからこそ、ブレずに想いを実現できる、シンプルですが、もっとも難しいことかもしれません。NPO法人Link toも含め、スタッフ全員が想いを実現するために、主体的に動いていける組織をこれからも目指していきたいと思います。


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