楽しく読書を続けるコツ
ぼくは毎日30分以上の読書をしています。
朝目覚めて15分、午後の仕事が暇になったタイミングで、中断しながらも30分の読書をしています。
読む本、読む本、全てが読んで楽しい本だと良いのですが、さすがにそんなわけにもいかず、たまに楽しくない本もあります。
昔のぼくは「本を最初から最後まで、一字一句逃さず読まなくてはいけない」と思っていたので、楽しくない本に出会ってしまうと、読書が一気に苦痛のものとなっていました。
しかし今では、そんな楽しくないと思う本と出会っても、読書が苦痛となることはありません。
それは樺沢紫苑さんの『 読んだら忘れない読書術 』や、印南敦史さんの『 遅読家のための読書術 』、角田和将さんの『 速読日本一が教える すごい読書術 』といった本を読んだ結果、自分なりに楽しく読書を続けるコツを見つけ出したからです。
その楽しく読書を続けるコツとは、もの凄い技なのです。
あれをこうして、あーして、どーして、どうするのやらやら。とにかく複雑で難しい技なのです。
まぁ、冗談ですけど。(ちょっともったいぶってみたかっただけです。)
この記事を読んでくれたあなたにだけ、特別にお教えしましょう。
とても簡単ですぐ実行できることですが、ほとんどの人がやっていないことなんですよ。
それはズバリ!【本を選んだ理由を書いておく】だけです。
本屋さんで本を買った時、Amazonなどで電子書籍を買った時、または読み放題の本を選んだ時、図書館で本を借りた時など、本を選んだタイミングで、本を選んだ理由をメモしておくだけなんです。
これをやっておくだけで、楽しく読書を継続できてしまうのです。
その理由は、Check(検証)できるからなんです。
昨日PDCAサイクルについての記事を書きました。
ここでもCheck(検証)が大切だとお伝えしたのですが、読書でも同じなんですね。
読み始めてすぐに楽しかったり面白かったりした場合は、「なぜこの本を読んでいるのだろう?」なんて悩むことはないと思いますが、読んで楽しくなかった場合に、「あれ?なんでおれはこの本を選んだんだっけ?」となってしまうのです。
つまり、読書というDo(実行)をして、Plan(計画や目的)がなんだったか?をCheck(確認)するのです。
このCheck(検証)をするために、本を選んだ理由を書いておく必要があるのです。
読んで楽しければそのままで良いけど、楽しくなかった場合に、本を選んだ理由を再確認する。
するとその楽しくない原因が「本を選んだ理由に当てはまらない本だった」とわかったり、「そもそも今の自分に必要ではなかった(本を選んだ理由が間違っていた)」とわかるのです。
小説やエッセイなどでも「楽しそう」と思って選んだ本が、全然楽しくなかった場合、選んだ理由が「楽しそう」なのだから、「楽しくない」とわかった時点で読むのを止めれば良いのです。
「5歳の子どもの教育について勉強したい」と思って選んだ本が、今の自分が学びたい子どもの年齢(5歳)の内容とは違った場合、「これはもう少し後で読むのが良さそう」と判断できて、また違う本を選ぶことができます。
読書をして楽しくない、つまらないと感じたらCheck(検証)をして、すぐに納得した状態で止めることができるので、読書自体が楽しくないってことにはならないのです。
これはたぶん、ぼくだけではないと思うんですけどね。
もしあなたが読書を楽しくない・つまらないと感じたことがあるのならば、是非一度試してみて下さい。
そしてもし効果てきめんだった場合には、コメントやTwitterで感想をお聞かせいただけたら嬉しいです。