クソツイを勝手にお焚き上げしてみた話
いたずらクリエイティブ集団UROです。
今回はとんとん担当の川口がnoteを担当しています。
タイトルから出オチ感がすごいが、まあそういう事だ。
上野・アメ横プラザ商店街にてトイレにクソツイを流すライブパフォーマンスを行い、その様子をライブ配信した前作「BOT-TON」で“水に流された言葉”を固めて焚き火にくべてみた。
その模様が、FLOW DHUの第10弾として配信されている。
BOT-ON のざっくり振り返り
クソツイを昇華させてみることにした。
今回の記事ではどのような方法でこの言葉たちを昇華させていったのかを紹介していく。
まず、「BOT-ON(ボットン)」で体験者に水に流してもらった言葉たちを会期後、再加工し固形燃料へと生まれ変わらせるところから始まる。
「BOT-ON(ボットン)」では言葉をトイレットペーパーに印刷して水に流せる技術を開発したため、その流したトイレットペーパーを使用しまた新たに作品として消化していく。
人々の想いが籠った固形燃料を言魂(ことだま)と名付け水に流すだけではなく、勝手にお焚き上げを行い”ショウカ”させていくことにした。
SHO-KAステートメント
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SHO-KAは言魂を勝手にショウカさせていく。
例えばメラメラうごめく感情が生まれたとしよう。
まず、その感情を言葉にして消化する。
そしてその言葉を昇華させ、血肉化する。
やっとそのあとに消火することができる。
そんな人間が自然に行っている営みを切り取り、
作品に押し込んでいく。
SHO-KA技術説明
BOT-ONの4ヶ所で行った展示で集まった水に流したい言葉、約1,000件をTouchDesignerでランダムに出力される様に制御し森へプロジェクションマッピングを行い映像の撮影を行った。集めた文字列をTouchDesigner内にTableで読み込み、炎の音や一定のタイミングで昇華されていくようにノードを組んだ。
こうして水に流した言葉たちは流された後に更に火にもくべられるという二重の過程を経て完全に昇華していっただろう。
かつてここまでしっかりと浄化→昇華の過程を経た言葉たちがあっただろうか。
あなたは言葉を水に流し、昇華させるならどんな言葉を選ぶだろうか。
もし昇華したい言葉があるのなら是非UROにご相談を。
どんなクソツイでもしっかりと昇華させていただきます。(ただしNGワードは除く)
いたずらクリエイティブ集団UROとは
2021年4月全員が社会人になったタイミングで結成。バックグラウンドも得意分野もバラバラの6名のZ世代で構成されているクリエイティブ集団。世の中の大多数の人が注目しないような“世の中の隙間"にいたずらのようにアート作品を仕掛ける。メンバーはデジタルハリウッド大学出身、もしくは関係者。
黄川田 佑太 YutaKikawada|かたかた担当
橘敏輝 ToshikiTachibana |ぐいぐい担当
平松 レイナ ReinaHiramatsu|にやにや担当
川口 萌花 MokaKawaguchi|とんとん担当
大溝一生 KazukiOmizo|びりびり担当
ラッセル桑山 RussleKuwayama|ぬりぬり担当
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