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Museum Bredius(2021年9月23日)

次回はアムステルダムで!と前回の記事に書きましたが、またまた気分転換に近所の小さなコレクションをみにいくことにしました。

現在は企画展等は行っていなかったのですが、駅へ向かって自転車を飛ばしながら内装が気になっていた建物だったので入ってみることにしました!

Museum Bredius は小さな3階建てのお家に17世紀オランダの主に絵画作品がコレクションされています。ウェブサイトは英語の表記がありますが、管内の表示や映像はオランダ語のみです。

Museum Brediusの歴史

ブレディウス美術館18世紀アムステルダム出身の美術史家であるアブラハム・ブレディウスの住居がのちに美術館となったものです。ブレディウス本人は17世紀のオランダ画家を専門としていたためコレクションもレンブラントルイスダールなど当時を代表する画家のものばかりです。銀食器や陶器等も展示されています。

感想

当時の上流階級の暮らしを彷彿させる内装館内の内装とそこにフィットする作品たちをみていると少しタイムスリップしたような感覚になります。建物自体も美術館というより家の雰囲気が強く、スタッフも少人数で人の出入りも少ないため、友人宅に遊びに来たような感覚に近かったです。軋む床や狭い通路は大きな博物館ではあまり経験できないので、とても不思議で素敵な体験でした。

Museum Brediusのみどころ

私が個人的に感じたMuseum Brediusの1番のみどころは、間違いなく1階奥に飾られている17世紀のPerspective Boxです!Perspective Box とは目の錯覚を使って箱の中に室内空間を再現したものです。一見、家具のように空間に馴染みながらも、実は覗き穴がついており、中を除くとまるで不思議の国のアリス(大きくなった時)みたいな感覚におちいります。17世紀Perspective Boxは世界にも6つしかなく、そのひとつがここMuseum Brediusに展示されています。

昨年、授業でPerspective Boxが取り上げられていたこともあり、とても興奮してしまい。15分ほどのぞいていると、後ろから来館者のおっちゃんがきて、箱をパカパカ開け始めたので壊さないかと超絶心配になりました。彼がさったら引き続き10分ほど眺めました。錯覚は夢中になってしまいますよね!(ちなみに錯覚を利用した作品で有名なオランダの画家エッシャーの博物館はMuseum Brediusのすぐ近くにあります。また行ったら紹介しますねー!)

入館料

入館料は大人7ユーロです比較的安いですが、規模が小さいので、割高と感じてしまうかも知れません。

Perspective Boxは7ユーロの価値ありと個人的には思いますが、私は金欠学生なので、ICOM会員カードがなければ正直厳しいです。笑


所要時間

30分

3階の館内紹介ビデオはオランダ語のみアクセス可能なのでオランダ語がわかる方は45分は必要かと思います。

私もオランダ語がもう少し上達したら成果を噛み締めにまた来ます。笑


実は先週はあとふたつ博物館を訪れたのですが、風邪をひき寝込んでいたので書くのが遅れてしまっています汗

明日も明後日も展示をみにいく予定なのでたまる前にレポートしたいですが、、、、では!

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