長期出張に行った赤ちゃんと白目がちの兄②
落ち着いた頃に帰宅してもよいと言われ、家に帰ったのは23時半。19時半に病院へ着いてから数時間で全て終わった。
そこにはとうに寝ているはずのカイカイが元気にはしゃいでいた。彼を抱きしめるとまた涙が出てきたけど、手術のため半日飲まず食わずだったのでお腹が鳴った。笑
カイカイは( 肉付きのよい )私のお腹の上でバインバインお尻をバウンドするのが好きなようで、妊娠発覚してからは「赤ちゃんいるからね」って言っていた。
手術翌日も同じように私のお腹に乗ろうとして、「赤ちゃん痛い痛いね、( 乗っちゃ)だーめ。」と言うので「赤ちゃんね、もういなくなっちゃったんだぁ」とだけ返した。そうすると、ん?とちょっと考えて
「赤ちゃんお仕事行った〜ピンポーンって( また帰って)来るよ」
なんて言うから、またワンワン泣きたくなったのを堪えて「そっかぁ、お仕事行ったんだー、またピンポーン(インターフォン )って帰って来るね」って繰り返すのが精一杯だった。
またある朝も、カイカイが起きるや否や
『赤ちゃんまた来るよ』
って言う。もうきっと本当にそうなんだ、って素直に思えた。
度々襲って来る喪失感も彼が埋めてくれた。まぁ、現実は2歳の自我爆裂男子と四六時中一緒だから、そんな余韻に浸る時間すらないのだけど。
そう言えば最近彼は私の腹でおケツバウンドしなくなった。それに代わって今は専ら白目ブーム。まともな顔してくれん。なんでやねん。
エガちゃんみたいな写真しかないわ。
ということで江頭の母、本日も奮闘中。