乳腺炎の思い出(その4)
病院のお偉い方々に診てもらってから数日間はずっとマッサージを受けた。
しかしできてしまったしこりは小さくなることなく、むしろ大きくなる。
そしてずっと高熱。それは解熱鎮痛剤で一時的には何とかなるものの、根本的な解決はできていない。
そしていよいよ穿刺のとき。
院長先生自らの手でしこり部分に注射針を刺して吸引!
…できない…。
院長先生「糞づまりみたいなもんだね。古い乳汁が固まって針じゃ抜けないね。また吸収されるの待とうか。」
…マジっすか…
良くなることなくまた数日。
さすがにこの連日の高熱とマッサージ通いを見かねた担当助産師さんがその日に居た先生を呼んでくれて簡易診断からの乳腺外科への紹介状を書いてくれた。
そう、切開することになったのです。
切開するかもね、と初期のうちに聞いていてはじめのうちは渋っていたものの、ここまで来たら「早く切開してラクになりたい!」と思っていたので、とても待ち望んでいた瞬間だった。
乳腺外科へはその日のうちに来るように言われ、一旦家に帰ってからいざ決戦の時を待つこととなりました。(つづく)
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