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意思決定をするための「情報取得」

日本にいると興味関心があることが日本を中心とした視点から、物事をついつい考えてしまいます。最近であれば、対ドルに対して円安が話題ともなり、現在は137円にまでなっています。

この事実だけを見ると円は弱くなり、ドルが強い。だから日本の経済は弱いなんて思い込みそうになりますが、ユーロなども同様に対ドルに対して弱くなっています。現在はドルだけが世界的に強く、他の通貨は相対的にどこも弱くなっています

このような限られたデータ、ファクトから結論を出す必要があるときに、やはり幅広く、さまざまな視点からの情報は必要だと思います。得られた情報をベースに意思決定をします。

先ほどの例のように情報量不足による、意思決定の誤りは古今類をみないぐらいあると思います。それほどに情報とは貴重であり、自分の人生を変えてしまうほどの鍵とも言えます。現代はこれだけ情報が爆発している中で、意識的に情報を収集・取捨選択する必要もある時代です。

また僕個人の話では、最近転職活動をしており、数社内定を頂くことができましたが、その後どの会社に行こうか迷っているときに、実際の会社の口コミを調べてみることで、表面上だけの情報では知ることができて、会社選択の判断材料ともなりました。

情報はお金以上の価値もあり、戦争では情報により命にも関わるほど大切とも言えるぐらいです。敵の情報を知らないのと知っているとのでは、戦略・戦術共に大きく異なります。それゆえ昔から斥候やスパイなど情報を得るための役割を持った人たちがいました。

現在は、情報過多の時代です。意識的に情報を得ようと思うだけでも、惰性でSNSなどを見ている場合よりも良いかと思います。また、何もしていないと自分好みの情報だけが得られてしまうので、意図的に自分とは異なる考え方や見方の情報を得ることも大切です。

いずれにせよ、僕たちはそんな情報が溢れかえっている世界に生きている、それを意識するだけでも日々の得る情報感度も変わってくるのではないでしょうか。



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