人生は切り開くものかと思っていたものの。
自分の人生は自分で切り開くものだと思っていました。けれども、最近はどうも人生とはある程度方向性というかだいたい既に決まっているのではないか、その決められた道を歩んでいくのではないかと漠然と思っていました。
そんなことを思っていた時に、松下幸之助さんの本でも同じようなことが書いており、だいたい10%は自分の意思で与えられた道があると述べられておりました。それ以外はあくせくすることなく、決められた自分の道を活かしていくことであるとありました。
人生論に関する書籍は多数あります。そもそも人生とはこうだと科学的に証明することもできないので、正解はありそうでないのではないかと思います。
それゆえに、人それぞれの人生論があるかと思います。僕も10代後半から20代前半に人生というものを疑問に思い、深く考える時期がありました。
どこかに答えがあるかもしれないと、様々な書籍を読み、どこかに正解があるのではと探し求めてきたこともありました。
その時期に自分なりに腹落ちした考え方として、最近では大谷翔平選手が読んだ本として話題になりました中村天風さんの人生論が、自分的にしっくりきました。
基本的にはいついかなる時も積極的思考でいること、人生とは何が起こるかわからないけども、物事を積極的に捉えることで、人生はより良いものになるというような、ざっくりとした説明にはなりますが、そんな感じの考え方です。
その中村天風さんの考え方をずっと指針のようにもっていましたが、最近はさらにはより素直な心で、日々を過ごすことでより、自然に日々を過ごせていける、そして特別に自分を追い込んだり、新しいことに挑戦しなければと強迫観念に迫られて行動するのではなく、誰かから運んでもらった機会をつかみ、自然の流れに身を置いた方が、実は自分のできることや、やれることは増えていくのではないかと思えるようになりました。
スポーツの世界では、一番高いパフォーマンスを発揮するためには、ゾーンに入ることで、より自分の力を発揮することができると言われています。変に意気込んで、身体に余計な力が入るよりもよりより結果が得られます。
これと同じように、人生においても変に力まず、焦ることなく、何かしなければと焦ったり、悲観したりすることなく、自分の興味あることや楽しいなと思うことをやっていくことで、自然とうまくいくのではないかと思います。