新宿を歩いて、思った
久々に新宿を歩いた。ちょうど夕方の帰宅ラッシュの時間帯でもあり、多くの人が仕事を終えて、新宿駅へと向かうタイミングでもあった。
それにしても新宿は、巨大なシステムで人がまるでひとつのシステムのように機能しているように思えてならない。
これだけ多くの人が、みなそれぞし仕事を持ち機能しているというのは、本当はすごいことではないかと思えてしまう。
以前に比べてテクノロギーが進化したこともあり、不要になった仕事もあるにも関わらず、依然として日本は失業率が低く、大半の人は働いている。
これはごく当たり前のように思えるかもしれないけれども、少し抽象度を上げて、俯瞰してみると、人間の意思だけではない、別の力によってこの世界が構築されているのではないかと思えてならない。
それほどに、新宿駅の周りは機械的に、人がまるで操られているかのように見えたからとも言える。
まるで人がロボットのように思えてくる。むかしみたマトリックスを彷彿させるものがある。
以前、地方に10日間ほど住んでおり、久々に渋谷の街を歩いた時は、あまりの人の多さにとても驚き、こんな場所に人は住むべきではないと思った。本来の人間の暮らしではないなと。
都市は一見すると魅力的に思うかもしれないけれども、本来の状態ではない。そんなことを昨日新宿を歩いていて思った。
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