
新卒で、まずは3年頑張って働けというけれども
小学生の高学年ぐらいからだろうか、土曜日が一番楽しいと思えるのは。それは、裏を返すと、平日があまり面白くなく、日曜日の夕方になると明日から会社(学校)なのかと思うようになりだしたからだろう。
新卒で入った会社では、毎日いきたくなく、会社に行く足取りがとても重かったのを思い出す。行く途中も、会社に近づくにつれて、行きたくない。今日もどんな1日が待っているのだろうかと、心が重かった。どうにかこの場所から離れられないのか。そんなことを毎日のように考えていた。
職場の雰囲気も全く良くなく、一度全社で職場の働き方のアンケートをとった時に、全社で一番悪い職場環境だったらしい。そこが僕の新卒で入った職場だった。小学生のようなおかしな上司、なにを考えているのかよくわからない上司、性格が悪い上司。本当にこれでもかというぐらいだった。
その頃は、いかんせ社会人が初めてだったから、日本の会社とはこんな感じなのだろうかと思い、暗澹とする気分でもあった。電車に乗っている働いている人を見ると、みなつまらなそうであり、希望を持ち合わせていない人ばかり。
本などを読むと、新卒で入った職場が最悪だと、それはツイテいるなんて書かれていたけれども、全く納得がいかない日々。
今となっては、そんな日々が懐かしくもあり、改めてやばい職場だったなと思う。なぜに自分はあんな職場にいたのか、何かしらのカルマだったのだろうか。それにしても、いまだにまずは3年我慢しても働いた方がいいというけれども、そう言った人は、もしかしたらとんでもない職場経験を体験したことがなく、自分が3年間仕事に打ち込むことができて、いい経験だったからそう言っているだけかもしれない。
悪い職場環境とは、仕事以外のことで悩んだり、不条理な経験をさせられてしまう場所であり、そんな場所は、とっとと移動した方がいいと思うのが、僕の経験から言えることです。もちろん、同じ場所で3年以上いた方が、転職もしやすいのはわかる、けれどもそれ以上に職場環境が悪いゆえに、心身をやられるのは、本末転倒。
無理することなく、ここでは無理だと思うならば、そこから身を引くのも一つの選択肢なのだろうと思う。