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Cable Girls(ケーブル・ガールズ)

スペイン発のドラマ、ケーブル・ガールズ、全5シーズンで少し長かったですが、予告に惹かれて見てみたら、思ってたほどストーリーが良く、海外の歴史が好きな人には是非見てほしい!

スペインの歴史と言っても1920年代のスペインですが、4人の女性たちが電話交換手として働き始める物語で、当時の女性達の働き方や役割、生きずらさ、恋愛、友情、ジェンダー問題などを背景に、彼女たちの自立と成長が描かれている作品です。

今の私達の時代の女性からしたら、信じられないようなことを強いられたり、辛かったんだろうなと思いながら見ていましたが、今の時代よりも仲間との繋がりが熱い時代でもあるかなと思いました。(もちろん裏切りとかもあったけど、それはいつの時代でもあるよね笑)

4人の主人公はそれぞれの異なる個性と夢ががあって、彼女達の成長と葛藤が丁寧に描かれていますが、特に電話交換手の仕事を通して、女性たちが社会に貢献しながら自立していく姿には自然と応援していた自分がいました。笑

左から:カルロタ、リディア、マルガ、アンジェラ

ストーリーだけじゃなく、セットデザインや衣装(当時のファッション)と髪型も美しく、なんと言っても登場人物がみんな美しい〜!特に私のお気に入りはカルロタですが、彼女の「っしゃ!戦ってやんぞー!」って言う魂が後々から自分に似ているなと思い、これにも共感しました。(顔も好き笑)

主人公のリディア(アルバ)には後半の子供達や女性達を何としても脱獄させる気持ちには共感しましたが、4人の最後が切なすぎてちょっと納得出来ませんでした。4人には幸せになってほしかったです。

ちなみ最初の4人はアンジェラの死によって、
後半はカルロタの恋仲である
サラ(オスカル)の4人になります

少しセンシティブな内容になるかも知れませんが、体女性であるにも関わらず心が男性で悩んでいたサラ(オスカル)はLGBTQに厳しい時代を生き抜いて強さを感じました。でもやはり、当時はもっとLGBTQの方々には厳しい時代のはずでしたが、それを作品ではあまり感じられなかったなと思いました。

きっと作品の中に伝えたいメッセージが多すぎてそこはあまりフォーカスされてないのかな?

そして、ドラマあるあるのはやはり恋愛模様。これにはかなりイライラさせられました(笑)リディアはフランシスコとカルロスを行ったり来たりだし、アンジェラの夫のDVと浮気にはかなり腹が立ったし、カルロタとサラ(オスカル)とミゲルの3Pとか付き合い方にもイライラしました(てか、どれもベッドシーンとかいらない...そしてミゲルは闇堕ちして、ホワイトレディーで復活したかと思ったら、いつの間に居なくなった...ここら辺記憶が薄いので誰か教えて頂けたら嬉しいです🥲)

その中でも、唯一応援できるカップルがこの2人のみ!

パブロ&マルガ

このウブな2人がいることで、シリアスな部分が多くてもクスっと笑わせてくれたり、とてもお似合いな2人で、時代が違っていたらきっと幸せな家庭を築けたカップルでした(泣)

さて、スペインドラマのためオリジナルは思いっきりスペイン語ですが、英語吹き替えに変えて、字幕は日本語にして今回は視聴してみました。すると、違和感のある箇所が数箇所ありました。例えば、マルガの交換手番号が英語の吹き替えでは27番でパブロには37番と偽っていたのが、日本語吹き替えではマルガの交換手番号が47番でパブロには57番と偽っていて、本当はどっちやねん!と今でも思います(笑)頑張ってスペイン語を聞いてみたけど多分英語の吹き替えが間違っているような感じはしまたけどね...(シーズン1の3話)

それでも入り込めた作品でしたので、結果オーライ!って感じです(笑)

文章力がなく、すみません(泣)
最後まで長々と読んで頂き、ありがとうございました。

ここからNetflixで見れます↓

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