KHJ全国大会in石川①
11月8日〜3日間、
KHJ全国大会in石川に参加してきました。
と、
いっても、
大会のプログラムの内容を聴きに行く、
というよりは、
色々な方と出会って話をすることが1番の目的でした。
8日、全国大会のプレ交流会は、
様々なテーマについて対話をする、
ひきこもり つながる・かんがえる対話交流会...
というイベントでしたが、
そこに参加していた北海道や高知県で活躍されているピアサポーターの方々と知り合いました。
イベント終了後、
数人の方々と一緒にご飯を食べに行くことになり、
それぞれの地域でのピアサポートや
ひきこもり支援の事情について、
意見交換をしました。
ピアサポーター事業ほ東京でもなかなか上手く活用されておらず、
いかに当事者の経験を支援に活かすかが、
課題となっていました。
それぞれの地域でも、
同じようにピアサポーターを活かすことを難しくしている様々な課題がたくさんあるようでした。
ピアサポートの思想の根底には、
困難を経験した当事者の経験知は専門家が持っている専門的な知識や技術と同じように価値がある、という発想があると思いますが、
現状では当事者と専門家との間の待遇の格差は、
かなり大きいみたいです。
僕個人としては当事者性だけで支援を行なっていくのは、難しいのではないかと思っています。
国家資格である専門家の知識や技術は、
人を支援し、より良い社会を実現していくためのノウハウの結晶だと思います。
また、困難を抱えている当事者が専門職の方々と対等な立場で協力して支援を行うためにも、
専門家の知識や技術は身につけた方が良いと思っています。
そのような僕の考えもお伝えしながら、
夜のおしゃべりを楽しみました。
次の日、大会1日目に続く。