カミングアウトジャーニー
三鷹市の社会福祉法人巣立ち会さんで、
ドキュメンタリー映画『カミングアウトジャーニー』の上映会と主演の福正大輔氏 講演会に参加してきました。
映画では特に、
実の母親に告白する場面が印象的でした。
母親というものは、
とてもかけがえのない存在だと感じました。
映画も面白かったのですが、
それ以上に映画上映後の福正さんと司会者による対談トークが面白く、
とても熱量がありました。
「弱さやマイノリティー性でつながることが、
次の時代の力になる」
と、福正さんはおっしゃいました。
「ひきこもり」という問題を通じて開かれている対話の場には、
病名や障害名に縛られず、
様々な弱さやマイノリティー性のある人たちが集まり、さらにもっと今以上に集まる可能性があります。
そのような対話の場やそこから広がるネットワークは、
「弱さやマイノリティー性でつなが」り、
次世代の力となる未来志向の実践だと思います。
それは「希望」という言葉が相応しく思います。
僕も今、
僕なりに「カミングアウトジャーニー」
を続けているつもりですが、
より多くの人に伝えるには、
ドキュメンタリー映画のように、
作品を通じて伝えていくことが求められているのかもしれません。
福正さんはとてもユーモアがあり、
舞台俳優をやっていたからか、
実感がこもった声と言葉で力強く話される方でした。
きっと、
世の中を変えていけるパワーを持った人だと思いました。
僕ももっと力強い活動ができることを目指して、前に進みたいと思います。